子どもにもっと本を読んで欲しい…
そう思っていたところ、いいものを見つけました!
「Kindleキッズモデル」です。
これ、どういうアイテムなのかというと、
- 子ども用電子書籍リーダー(読書専用のタブレット)
- 1年間本読み放題が付いている
- 時間制限を設定したり、どんな本を読んだか親が確認できる
- 専用カバーが無料で付いてくる
と、まさに子どもに読書習慣を付けさせるのにぴったり!
1ヶ月使用してみたので、どんな風に使うの?これで子どもは本を読むようになった?など、気になる本当のトコロをご紹介したいと思います。
不満な点も正直にレビューしてます♪
- Kindleキッズモデルの使い方
- Kindleキッズモデルのラインナップ(読める本)
- 子どもに読書習慣は付いたのか?
- 紙の本とどこが違う?Kindleキッズモデルのメリット
- Kindleキッズモデルのここはもう少し…
- まとめ・Kindleキッズモデルで子どもに読書習慣が付いた!
Kindleキッズモデルの使い方
無料の専用カバーは色が選べてウチはブルーにしました。
とてもしっかりしたカバーで、落としたぐらいじゃビクともしなそうです。
子どもってすぐに落とすから安心!
大きさは、ちょうど家にあったジュニア文庫と同じくらいでした。
つまり子どもに持ちやすい大きさってこと!
Kindleキッズモデル子ども側の使い方
実際に子どもがどんな風に使うのか紹介します。
まずはトップ画面。
閲覧履歴と、閲覧履歴にもとづくおすすめの本。
スワイプすると、
カテゴリ別に本を探せるコーナーと、こちらはおそらく年齢に応じたおすすめの本。
おすすめの本を提示して子どもの読書意欲をそそってくれるのがいい!
操作方法は親が説明しなくても子どもが勝手にマスターしてました。さすがデジタルネイティブ世代です。
検索して本を探すことも出来ます。
例えば「宇宙」と入力すると、
このような検索結果になります。
実際に本を読むときの画面。
スマホやタブレットみたいなツルっとした明るい画面ではなく、ザラッとした紙のような質感で目に優しくなっています。
子どもの視力低下が気になるから目に優しいのがうれしい!
画面を軽くタップすると次のページがめくれ、画面左上を押すと元のホーム画面に戻ります。
Kindleキッズモデル親側の使い方
Kindleキッズモデルが他の電子書籍リーダーと大きく違うのは、親が管理する機能が付いているところ。
これが親の管理画面「ペアレントダッシュボード」です。
子どもが読んだ本のタイトルや、一週間の読書時間がわかります。
読んでるふりしてゲームやってたりがバレちゃう(笑)
利用制限をかけることも可能で、
「〇時から〇時までは利用不可」、または「〇時間以上は利用できない」などの設定ができます。
我が家は読書だったらいくらでもOK!なので制限してません
子どもが読んだ本は過去にさかのぼって全部見ることができます。
見事に、小説系は読んでいません…汗
1年過ぎたらどうなる?
「読み放題1年が過ぎたらどうなるの?」って気になりますよね。
それには選択肢が2つあります。
- 読み放題サービスをそのまま継続する
- 読み放題を解約する
継続した場合、 月額980円(プライム会員なら480円)かかります。読み放題サービス対象の本を1冊でも読めば元は取れます。
が、あまり本を読まない場合はちょっとイタイ値段ですよね。
2年目からは読み放題を解約する、という手もあります(既にダウンロード済みのコンテンツでも読めなくなります)。
その場合、購入した電子書籍のみ読むことができます。
我が家は最初から2年目以降は読み放題を解約する予定で、
「1年間は読み放題サービスの本を読みまくり、2年目以降は本当に欲しい本だけ購入する」
という使い方を想定して購入しました。
最終的には1年経ってからどっちにするのか子どもに選ばせるつもりです
※無料期間を過ぎると自動的に契約が更新されます。自分で解約手続きをしない限り、お金が発生します。解約手続きはオンライン上で簡単に出来ますが、期日を過ぎないように要注意です!
Kindleキッズモデルのラインナップ(読める本)
「Kindleキッズモデル」のやっかいなところが「購入してからじゃないとどんな本が読めるのかわからない」ところです。
(もしかして探し方があるのかもしれないけど私にはわかりませんでした。)
ラインナップによって「Kindleキッズモデル」の購入を考えてる方のために、「Kindleキッズモデル」で読める子どもが好きなおすすめの本を紹介します。
無料読み放題で読めるおすすめの本
小学生男子がこれまで読んだ本を紹介します。
学校では教えてくれない大切なことシリーズ
漫画や図解で身近な問題を解決してくれる本。シリーズ初期の10冊が読めました。
名探偵コナンの小説
小学館ジュニア文庫の映画原作が読めます。原作漫画は読めません。
他にはコナンの日本史探偵シリーズも読めます。が!1巻しか読めません。こういうのはやめて欲しい…。
ハリーポッターシリーズ
これはうちの子は読んでないけど、きっと読書好きな子なら読むでしょう。全7巻読めます。
他には「漫画で読める日本史(世界史)」「なぜ?どうして?かがくのお話」など学習系や、小学生向けのライトノベル、伝記、名作(家なき子、走れメロス)などがありました。
ラインナップ以外の本を読む方法
読み放題サービスからしか選べないかというとそうではなく、購入したKindle版の本も読めますし、親が既に購入済みの本を子どもの端末から読むことも出来ます。
そして最近気づいたこと。
私はKindleUnlimited(大人向けの読み放題サービス)に加入しているのですが、KindleUnlimitedの本を子どもに読ませることも可能です。
「マインクラフト」というゲームを題材にした小説。子どもがこのシリーズの大ファンで、ちょうど購入しようと思っていたらKindleUnlimitedにありました。
買わなくてよかった!
子ども向けの読み放題対象にはなくても、大人向け読み放題にある作品(で子どもも読める作品)もあるので、こちらもチェックするといいでしょう。
子どもに読書習慣は付いたのか?
うちの子は世間の小学生男子と全く同じく、ゲームとYouTube(ゲーム実況)が大好きです。最優先はまずその2つ。
時間制限をしてる(放っておいたら一日中見てますから)のでその2つが終わるとどうなるかというと、
「ヒマー」「もっとゲーム(YouTube)やりたいー」
と不貞腐れる(笑)。
でも仕方ないんです。近所に友達いないし、もう親が遊び相手になる年齢でもないし。
この「Kindleキッズモデル」を購入してからは、ゲーム&YouTubeが終わって暇になったら即、読書!
文句言うことなくすぐに読書に没頭してくれ、暇だ何だのと文句を言われることがなくなって生活が変わりました。
読書習慣がバッチリ付きました!
紙の本とどこが違う?Kindleキッズモデルのメリット
本を読むのが好きではない息子がこの「Kindleキッズモデル」なら読書習慣が付きました。それはなぜなのか?
自分で本が選べる!
「Kindleキッズモデル」なら家にいながら子ども自身がサクサク本を選ぶことができます。
本屋さんや図書館に行く必要ないし、ちょっと読んで自分に合わなかったとしてもお金が発生しません。
今までは、私が図書館から借りてきたり、今子どもに人気だという本を購入したりしていました。
まあ読まない(笑)
図書館はまだしも、「せっかく買ったのに」と読まないと私もイライラします。
でもよく考えたら本に限らずですが与えられたものより自分で選んだものの方が熱中できますよね。
例えば義母が「あなたにこれがいいと思ったのよ!」と勝手に買ってきたものはあまり気が進まない…みないな(かなり例えがアレですが笑)。
なので本を進んで読むようになったのは自分で本を選べる「Kindleキッズモデル」ならではなのだと思います。
読書しかできないから集中できる
Amazonには同じように子ども向け本読み放題1年分が付いたキッズ用タブレットもあります。
こちらなら電子書籍だけでなく、知育アプリ・ゲーム・動画(映画)も楽しめます。
が!
アプリ&ゲームが出来るならどうしてもそっちの方がやりたくなっちゃうよね。
そう思ってあえて本しか読めない「Kindleキッズモデル」にしました。
こちらを選んで正解でした。
電子書籍の素晴らしさを実感する、母
「Kindleキッズモデル」の素晴らしさは、とにかく部屋が散らからないこと!
母的にはこれが一番助かってるかも。
子どもの本ってすぐに捨てるわけにはいかないし、かといって置いておいても読まないし、で困っていました。
リビングが散らかることもなくスッキリです。
読みっぱなしでも本体を1つ片付けるだけ!
Kindleキッズモデルのここはもう少し…
ラインナップが充分とは言えない
読み放題のラインナップは充分とは言えません。特に、最近人気の本はあまりないような印象(それまで読み放題だとAmaozonの商売が成り立たないから仕方ないけど)。
特定のジャンルや著者のファンであるような子だと、物足りないかもしれません。
- どんな本でもいいからとにかく本を読みたい子
- あまり本が好きじゃない子に読書習慣を付けさせるため
そんな子の方が向いていると思います。
うちはとにかく読書に慣れて欲しかったのでこのラインナップでも大丈夫でした
全て白黒で表示される(カラーじゃない)
「Kindleキッズモデル」は全て白黒で表示されます。
なので文字メインの小説や最初から白黒印刷の漫画ならいいですが、図鑑や絵本など「絵」や「写真」メインの本は読んでも物足りなく感じてしまいます。
ただ、白黒と言っても濃淡の差がハッキリ表現されているので、ちょっとした挿絵なら違和感ありませんでした。
漫画も読める
意外にも、「Kindleキッズモデル」には漫画・コミックも多く含まれます。
漫画以外の読書をして欲しくてKindleキッズモデルを購入していたら、ちょっと「思ってたのと違う…」と感じてしまうかも。
でもうちの場合は最初から小説ばかりだとまず手に取らなかったと思うので、これでよかったと思います。
漫画きっかけで読書習慣が付きました
普通のKindleと比べてどれだけお得?
「Kindleキッズモデル」の基本情報は、
- 価格:10,980円
- 子ども向け本読み放題サービス「FreeTime Unlimited」1年分が無料
- 2年間保障(壊れたら無料で取り換え)
- 専用カバー付き
です。
これをキッズモデルではない普通のKindleを単体で購入した場合と比較すると、
- Kindle本体価格:8,980円
- FreeTime Unlimited1年分(11,760円、プライム会員は5,760円)
- 専用カバー:3,380円
合計で24,120円です。なんと13,140円も差額(プライム会員なら7,380円)があるんですね!
これにはきっと、子どものうちから電子書籍に慣れさせようというAmazonの思惑があり、それでこの破格の値段設定になっているのだと思います。
この思惑、乗らなきゃ損!
まとめ・Kindleキッズモデルで子どもに読書習慣が付いた!
「Kindleキッズモデル」の使い方、1ヶ月使った感想、子どもの読書習慣の変化、などについて書きました。
最初は子どもが電子書籍リーダーで本を読めるのか?と心配していましたが、全く問題ありませんでした。
なんなら、紙の本よりも読みやすい(興味を持ちやすい)みたいな感じすらあり、暇な時間はすぐに手に取っています。
1ヶ月に1冊千円の紙の本を買うなら、1年で1万2千円。もう元が取れちゃいます。
我が家は買ってよかったです♪