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野原広子「さいごの恋」ネタバレ有り感想と結末予想!独身中年女に幸せは訪れるのか!?

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よみタイにて、野原広子さんの新連載がはじまりましたね!

野原広子作品はほとんど読んでこのブログでレビューしている私。

早速、今作品「さいごの恋」についてもあらすじネタバレありの感想と、結末予想を書きたいと思います!

「さいごの恋」あらすじ(ネタバレ)

登場人物

西村清美・・・46歳、教師、結婚歴なしの独身

あらすじ

西村清美は高校教師。

ひとり暮らしをしているが、飼っていた猫が死んだことでより孤独を感じるようになってきた。

最近では更年期障害による体のホットフラッシュに悩まされている。

通っているヨガ教室で、2歳年下のバツイツ女性(子どもアリ)が再婚する話を聞かされる。自分は一度も結婚したことないのに、2回も結婚するなんて…、とショックを受ける。

だが、結婚したいというワケではない。いまさら面倒くさいのだ。

スーパーで出会った2歳年上の先輩にその話をすると、「枯れてるね~」と言われ、モヤモヤする。

その話をマッサージ店ですると、セラピストの女性から「彼氏作ってみたらいいじゃないですか」と言われる。そう言われてもそんな気にはなれない。

更年期障害が気になり、婦人科で検査してもらうと「女性ホルモンが減っています」とハッキリ断言される。

「女じゃなくなる時がきたんだ…」

と愕然とする。

「さいごの恋」感想(ネタバレ有り)

今までは夫婦のモヤモヤ問題や、ママ友とのモヤモヤ問題(モヤモヤしてばっかりだな!笑)をメインに取り扱ってきた野原広子さん。

今回は”独身女性”がテーマなのでどうストーリーが展開されるのか楽しみでなりません!

主人公の西村清美、教師なので給料はそれなりによく、歳をとっても続けられる職業、ということで結婚の必要性が感じられなかったんでしょうね。

元々が社交的ではなくひとりでいる方が幸せを感じる性格。

それでお金もあるんじゃ、結婚する気になれなかったのもうなずけます。

ですがとうとう更年期障害になって女性ホルモンが減っているのを目の当たりにして、

「もうすぐ女じゃなくなっちゃうけど、ここままでいいの?」

とようやく考えるワケです。

おそーーーい!

多くの人は、そうなることを予想して、早めに結婚し、出産するわけです。

46歳になってようやく気付くなんて、のんびりした性格なんでしょうね。

「さいごの恋」結末予想!

そんな中年独身女性がどうなるのか、次回の連載が待たれます。

私の予想はズバリ、「若い男に騙される」です。

ありがちな設定ですよね。でもまあこの線が濃厚だと思います。

タイトルが「さいごの恋」ですし、扉絵にも男性が映っていますし。

で、ただ単に恋愛して上手くいく、なんてワケがない!

今まで恋愛を避けてきた主人公、急に出会ってトントン拍子に上手くいくワケがないですよね~。

舞い上がって、お金貸して、逃げられる、なんてことになるんじゃないでしょうか。

ただ野原広子さんのこれまでの作品の傾向からすると、イヤ~な感じのストーリーなんだけど最後はじんわり温かい気持ちになることが多いです。

きっとこの「さいごの恋」も、失敗したけど一歩前に出る勇気とか、助けてくれる友人のありがたさとか、そんなちょっと前向きになれるストーリー展開になるんじゃないかな?と予想します。

まとめ

次の公開が楽しみです!