うちの子(小学2年生)は作文がてんで駄目。
例えば運動会がテーマの作文なら、
うんどうかいでつなひきをやりました。
1回せんは赤がかちました。
2回せんは白がかちました。
3回せんは赤がかちました。
うれしかったです。
って感じ。
事実を並べただけ!抑揚なし!感情は最後の1文のみ!
1年生の頃は書けただけでもエライ、と思っていたけど2年生になってもこのパターン。これじゃ6年生になってもずっとこのままかも!?
そんな未来を心配して、作文の書き方が上達するようなドリルを探すことにしました。
でも「作文」に特化したドリルってなかなかないんですよねー。
そんな中でも良さそうだったのが、くもんの「文しょうの書き方」。
1冊終了したので内容と、その後の効果を紹介します。
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くもんの「文しょうの書き方」ドリルの特徴、どんな問題があるか
このドリルは、くもんの「小学ドリル国語」シリーズの1つです。このシリーズにはほかに「文しょうの読解」「言葉と文の決まり」などがあります。
他のシリーズも同じですが、「文しょうの書き方」は学年別に分かれています。1つ下の学年から始めたり、進んだら上の学年のドリルをやってみてもいいかもしれません。
どういう問題があるか紹介しますね。
普通の国語のドリルによくある、句読点を書き込んだり主語を囲ったりする問題もありましたが、私がいいなと思ったのは次のような問題です。
単語を並び替えて文章を作る問題。
絵を見て文章を作る問題。
絵を見てお話しを作る問題。
うちの子は特にこの手の問題が苦手なんだな。だから「絵を見て自分で考えて文章を書く」系の問題だけで1冊作って欲しいくらい。求ム!くもんさん!
選択肢を選ぶ問題よりも、文章で書いて答える問題が多いのがこのドリルの特徴かも。字を書くだけでも文章の練習になっていい!です。
くもんの「文しょうの書き方」ドリルで成長できること
うちの子、作文に取り掛かるまでにとても時間がかかります。
で。うちの子を観察してわかった、作文が苦手な子の苦手な理由。
- 自分のことを書くのが恥ずかしい
- 文章をどう組み立てればいいかわからない
それぞれ全く別の問題だと思うのですが、作文を書く時って、この2つの問題を同時に乗り越えなくちゃならないでしょ?
「何を書こう?あれにしようかな。でもどうやって文章にしたらいい?こんなこと書いて恥ずかしくないかな?やっぱり書けない!」
みたいな。
低学年の宿題に作文がある目的って、文章を組み立てる練習のためだと思うんです。でも、そこに「ちょっとカッコイイこと書きたい」っていう自我が邪魔しちゃう。
このドリルは、その「自我」を一旦置いておいて、「文章の書き方」だけを練習できるところがいいですね。
まずは「文章の書き方」だけを訓練して、そのあとで自己表現を身に付けていってもらえたらなと思います。
まとめ:作文、ちょっとは上達したかな?
ドリルは1冊終えました。
子どもの学校では毎週末、作文の宿題が出るのですが、以前よりは取り掛かるのが早くなって、内容もだいぶ良くなりました。
ドリルをやる前は感情文が最後の1文にしかなかったのが、ところどころで感情文が入るようになりました。
でもいきなり「作文コンクールで1位に!」みたいな劇的な変化はないです。当たり前か^^;
作文は計算みたいに答えが1つじゃないから、仕方ないかなと思います。
そもそも普段の会話から、「遠足どうだった?」「楽しかった」「何が1番楽しかったの?」「全部」って感じだし。問題は文章の以前の段階って気が・・・。
作文を教えるのって難しいですね。
「百ます計算」みたいに「これさえやってれば大丈夫!」っていうドリルや、「賢くなるパズル」みたいに「楽しんで解いてたらいつのまに力が付いちゃった」っていうドリルが現れればいいのにな。
そんなドリルを見つけたらまた報告しますねー。
なかなかコレっ!ていうのがない作文ドリルの中でも、くもんの「文しょうの書き方」はいい線いってると思います。
※追記:その後、家でドリルをやらせることに限界を感じて、作文専門の通信教育「ブンブンどりむ」に申し込みました!かなり効果があったのでこちらの記事もどうぞ!
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※追記2020/03/03:新型コロナで休校中におすすめの無料学習サービスをまとめました。こちらも参考に(*‘∀‘)