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計算が速くなるドリルって本当?陰山メソッド「百ます計算」を息子にやらせた効果!

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計算スピードを速くするためのドリルと言えば、

「百ます計算」

が定番ですよね。

でもなー、うちの子単調なことが苦手だし、毎日決まったことをやるなんて出来るかなぁ。と思いつつ小学2年の息子にやらせてみたら・・・、

むちゃくちゃ効果がありました!

たったの2週間続けただけですよ。もっと早くやれば良かった…。

そんな陰山メソッド「百ます計算」について詳しく紹介したいと思います。

「百ます計算」を始めようと思ったきっかけ 

1年生の時の個人面談で担任の先生にサラッと言われたんですよ、

「息子さん、授業中によく発言してくれるんで理解してると思ってたんですけど、計算スピードを競うテストの結果は、クラスの半分以下ですから。」

半分以下、半分以下、半分以下・・・。

先生の言い方はちょっとキツく聞こえるかもしれませんが、先生としては、「一見出来てる風だけど油断しちゃダメですよ!お母さん!」という意味の有難いアドバイスだったと思います。

実際、息子は実力以上に自分を良く見せる傾向があり、コツコツ努力することが苦手。先生の言うことはバッチリ合っているのです!

「計算カード」は合わなかった・・・ 

まずは毎日宿題で出ている「計算カード」に真剣に取り組みました。それまでは息子の自主性に任せてちゃんと見てなかったんですよね。

「計算カード」っていうのは表に式(例えば1+2)、裏に答え(この場合3)が単語帳のようなものに書いてあり、それを毎日めくりながら読んでタイムを測る宿題です。

それまでも一応毎日計算カードをやってはいたのですが、息子はせっかちだから答えが間違ってても読み飛ばしちゃう。
私が気づいて今の違うよと言うと「タイムが遅れちゃうから言わないで!」って。これじゃ意味ない┐( ̄ヘ ̄)┌

それと、「計算カード」を読むのが速くなるのと、紙の計算問題を速く解くのとは、どうやらうちの子の場合はあまり関係なさそう。
「計算カード」だとサッと答えられる問題でも、紙の問題だと詰まってしまうんですよね。

そもそも鉛筆で字を書くのが苦手、っていう根本的な問題もあったりして…。

まずは 「”プレ”百ます計算」をやってはみたけれど・・・

やっぱり紙に書いて答えを鉛筆で書いた方がいいなと、ドリルを探すことに。

すぐに頭に思い浮かんだのが「百ます計算」でした。

まず最初にやったのが、「プレ百ます計算」。

本格的に百ます計算をやる前の低学年向け、というのを読んでまずはこれだなと。こちらは100問ではなくて、10問ずつで問題が区切られています。

これはこれで良かったのですが…。劇的な効果!というわけではありませんでした。

問題数が短いからこそ、タイムがあまり上がらないんですよね。だからあまり面白みは感じなかったみたいです。

 「陰山メソッド徹底反復百ます計算」14日後の効果と成長

「徹底反復・百ます計算」をやり始めたのはそれからしばらく経った2年生の夏休みのことです。

2年生になったら計算スピードテストをやらなくなり、計算速度を上げる必要性も感じられなくなってしまいました。

しかし夏休みにあまりにも暇だったので、「プレ」を買った時についでに買っていた「徹底反復・百ます計算」を進めることにしました。

最初は、「暇だし、まあやってみれば」という気持ちでした。子どもの方も、言われたからやる、って感じ。

でも、3日経った頃には子どもの方から「ママ、百ます計算やるから測って!」とやる気に!

それでは百ます計算のたし算を14日続けた効果を発表しましょう!

1日目:4分15秒

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14日目:1分53秒

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4分15秒 ⇒ 1分53秒

なんと2分22秒も短くなりました!半分以上タイムが縮まっています(っていうか最初が遅すぎぃ!)。

そして引き算の方は、

4分56秒 ⇒ 2分20秒

これまたタイムは半分以上縮まっているんです。

百ます計算、凄すぎ! 

なぜ、「陰山メソッド徹底反復百ます計算」で計算が速くなるのか?

同じ問題だから効果がある

「陰山メソッド」の特徴は、毎日全く同じ問題を14日続けることです。だから14ページ全く同じ問題が印刷されています。

(たし算、引き算、かけ算、わり算それぞれ14ページずつです)

同じ問題だから薄っすら記憶にあり、グングンタイムが伸びます。

でね、この14日っていうのがちょうどいい日数だと思うんですよね。最初の5日目辺りまででグイっとタイムが伸びて、そこから14日目まで上がったり下がったりしながらジリジリ上がる、そのちょうど気分いいままで終われるんですよね。

集中力が高まる

何より驚くのがその集中力です。

普通の計算ドリルをやっていると途中で他のことを考えてぼーっとしちゃうんだけど、百ます計算の場合は「タイムを伸ばす!」という一心で一切他のことを考えなくなります。

たぶんこれまで学校のテストで計算が遅かったのはこれが一番の原因だと思うんですよね。

百ます計算の100問は、子どもでも集中できるちょうどいい量です。

無料よりもやっぱり既製品のドリルがよかった

「百ます計算」ってインターネット上に無料でたくさんあります。だからそれを印刷すれば印刷代だけで済むのだけれど…。

それでも我が家は購入して良かったです。
大人でもそうじゃないですか?無料と思うとやる気が出ないけど、わざわざ買ったと思うと「ちゃんとやらなきゃ」って気持ちが強くなります。 

グラフを書き込むページあるので、それも子どものやる気を引き起こします

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うちの子の場合はこのグラフを書き込むのが楽しみでしょうがなかったですからね。

「百ます計算」のデメリット

字が汚くなる

「百ます計算」のデメリットとしてよく挙げられるのが、字が汚くなることですね。
我が家もスピードを重視するあまり、最後の方はぐちゃぐちゃでした。まぁ、字は元々汚いけど^^;

だからあまり長く続けさせてもなー、と思ってある程度効果があったので一旦終了にしました。

数学的思考力は身に付かない

「百ます計算」って計算力というよりも、「記憶力」「反射神経」だと思うんですよね。
だから「百ます計算」が出来たからといって、必ずしも「数学的思考が得意」というわけじゃないんですよ。

我が家はこちらのドリルで数学的思考力を鍛えたいなと思っています。

まとめ:陰山メソッド「百ます計算」はやっぱり効果があった!

この百ます計算をちょうどやり終える頃に、久しぶりに学校で計算スピードテストがあったんですよ。授業に使う教材が届かなくて時間が空いたため、抜き打ちテストでした。

そしたらですね、たし算の計算スピードテストで、なんとクラスで2番になったんです!

ちょっと前までクラスの半分以下だった子が、2番ですよ!.(゚Д゚ノ)ノスゴィッ

1番は公文に通っている子なので、これは仕方ない。

こっちは高い月謝を払わずに、たった500円のドリルで2番になれたんだから、まぁ実質1番ってことで (・∀・)

息子にも自信が付いたし、なにより「毎日ちょっとずつでもやれば、効果がある」を身をもって経験できたことが大きい!やらせてよかったです。

子どもの計算スピードが遅くて悩んでいる方、だまされたと思ってぜひやってみてくださーい!