庭の雑草対策に、安くで素人でも簡単にDIYできる「固まる土」を使用しています。
我が家は駐車場の目地、レンガの隙間、花壇の跡地…、などなど気付けば至る所が「固まる土」だらけ!
そんな「固まる土」、これから初めて使う人は、「本当に固まるの?」「劣化しない?」「どんなふうに施工するの?」など疑問も多いことでしょう。
8年前から「固まる土」を使っている我が家の経験から、それらの疑問にお答えしたいと思います!
「固まる土」のメリット
- 雑草が生えない
- 素人でも簡単に施工できる
- 自然な仕上がり
- 割れるのでやり直しが効く
やっぱり素人が簡単に雑草対策出来ることと、見た目が土だから自然な仕上がりになることが魅力ですねー。
「固まる土」のデメリット
- 雑草が完全に生えないワケじゃない
- 日当たりや水はけが悪いと苔が生える
- 劣化する
そうなんです、「固まる土」って完璧じゃないんですよねー。
でもこんなデメリットがあっても、我が家は「固まる土」に満足してます。だってこんなに手軽に雑草対策はなかなか出来ないですからねー。
「固まる土」は何年でどれくらい劣化する?
我が家はところどころを数年おきに「固まる土」を使っていますので、年数によっての劣化具合がわかります。
8年後、駐車場の目地の施工例
駐車場の目地に使った「固まる土」、こんな風にところどころ草が生えてきてます。わりとすぐに生えるようになっちゃいいました。
「固まる土」の下から雑草が生えたというよりは、風に乗って土が付着し、そこから生えているような気がします。
でも全面草ボーボーだった時に比べたら全然マシです^^;
6年後、花壇のすぐ側の施工例
石で段差を付けた花壇。そのすぐ側の空きスペースを、元々砂利で雑草生え放題だったのを「固まる土」で固めました。
ここは石のすぐ近くからかなり草が生えます(写真は抜いちゃった後です)。
花壇から土が侵入してくるので、しょうがないのかなと思います。「固まる土」と土とを完全に分離しないと難しいですね。
それと、ここは水はけが悪く雨が降ると水が溜まるので、苔のようなものが付着して黒くなっています。もうちょっと勾配を付けて施工すればよかったかな、と反省点です。
1年後、日当たりが悪いスペースの施工例
ここはたった1年しか経ってないのですが、こんなに劣化しています。
表面全体が緑色に苔っぽくなり、「ここって固まる土だったっけ?」って思うくらいです。
1日中ほぼ日が当たらないスペースです。日当たりが悪い場所には「固まる土」が向かないですね。
基本的に誰も見ない場所だからいいんですけどね^^
半年後、門壁前の施工例
ここは半年前なのでさすがにまだキレイ。
以前は土があってミニ花壇としていたスペースです。手入れが面倒で固まる土を登場させちゃいました。
「固まる土」が劣化しないための注意点
8年使ってわかったのは、
- 完璧を求めるなら土を完全に取り除き、「固まる土」に土が侵入しないように施工する
- 水はけが良くなるように勾配をつけた方がいい
- 日当たりが悪い場所は特にすぐ劣化する(苔が生える)
でした。でも素人DIYでここまで出来るんですから、私的には許容範囲です!
「固まる土」の施工方法
今回、また新たに「固まる土」を使ったので、我が家のやり方を紹介します。
素人作業ですので、より完璧な施工を求めるならメーカー公式ページや、製品パッケージ裏側をよく読んでくださいね。
こちら↓はメーカーの公式ページです。
我が家のやり方は「こんな風に適当にやっても出来るんだー」という感じで読んでもらえればと思います。
使ったのはこれ、「まさ王・オレンジ」です。
使う場所は、庭のアプローチです。数年前にだだの地面だった場所を、人口の枕木+レンガで小道を作り、両脇にグランドカバーを植えました。
ところがグランドカバーが雑草だらけに!
そこで今回、グランドカバーを撤去して全て「固まる土」で固めることにしました。
①施工予定日の一週間前にグランドカバーに除草剤をまく
②一週間後、天気予報で雨が降らないことを確認し、午前中の早い時間から作業に取り掛かる
③グランドカバーが植えてあった土を掘る。念押しでそこにも除草剤をまく。
(ここで防草シートを敷く人もいると思いますが、我が家は面倒なのでやってません!)
④堀た場所に「固まる土」を流す。スコップなどで表面を平らにならす。
⑤なるべく低い水圧でシャワーをかける(強いシャワーだと土が凹むので注意)
⑥数時間にもう一度シャワーをかける。
⑦完成!
翌朝、こんな感じで固まっています。コンクリートのように固く、靴で踏んでもビクともしません。
「固まる土」を施工する前に注意した方がいいこと
- 天気予報で翌日まで雨が降らないことを確認する
- なるべく午前中に施工する(夕方は乾きが遅い)
この2つは特に注意した方がいいです。
「固まる土」おすすめの色は?
今まで、ブラウン、イエロー、オレンジと使ってきましたが、我が家はオレンジが気に入ったので以降ずっとオレンジにしています。
ブラウンは暗いし、イエローは色が薄いです。オレンジが一番明るくて、「固まる土」のザラッとした質感に合うと思います。
あとは家の外観の雰囲気にもよると思うので、外壁やフェンスの色に合うカラーを選ぶといいと思いますよ。
「固まる土」はこんな人におすすめです
完全に雑草が増えない劣化もしないきれいな仕上がりを求めるなら、業者に頼んでコンクリートで固めた方がいいかもしれません。
ですが、
- 自分で安く簡単に雑草対策したい
- 自然な雰囲気に仕上げたい
- 多少雑草が生えても大丈夫!
- いつか気が変わってまた土にするかも…
こんな人に「固まる土」はおすすめです。
我が家は固まる土のおかげで、「庭が雑草だらけ…」「草取りしなきゃ、でも時間がない…」と思うストレスから解放されました。
せっかくの休みが雑草取りで潰れちゃうこともありません。
「固まる土」の購入方法
「固まる土」は全国のホームセンターなどで購入できます。
しかし!一度に何袋も必要で重いので、我が家はネット通販で購入しています。
宅配業者が庭先まで運んでくれてラクチンだし、お届け日を前日に指定すれば邪魔にならずに当日の朝すぐに作業に取り掛かれます。
ネット通販って本当に便利ですね!
こちら↓に楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング各お店で商品を検索するリンクを用意しておきました。
お買い物にお役立てください。一番安いお店で購入してくださいね。
【おすすめ記事】
固まる土の施工に疲れ果てて業者に庭のリフォームを見積もり依頼した結果を紹介しています。DIYに疲れた方はこちらの記事も!
枯れ葉の掃除も困りものですよね。簡単に枯れ葉掃除ができる画期的なチリトリを紹介します。