購入して以来、大活躍しているヨーグルトメーカー。おかげでヨーグルトを毎日気兼ねなく食べることができます。
私が購入したのはこちらのアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーです。温度は1度ずつ最高で65度まで、時間も1時間ずつ細かく設定できる優れものです。
このヨーグルトメーカーの特性を利用すると、なんと低温調理が手軽にできるんです!
今回はヨーグルトメーカーと使った激ウマのしっとりチャーシューの作り方(レシピ)を紹介します。
ヨーグルトメーカーでチャーシューの作り方(レシピ)
材料
- 豚肩ロース固まり(豚バラでも)
- 醤油、酒、砂糖、オイスターソース、にんにく、生姜、ネギの青いところ
- 醤油大さじ3
- 酒大さじ3
- 砂糖大さじ1と1/2
- オイスターソース大さじ1/2
- 生姜スライス1-2枚(チューブで代用、または無くても可)
- にんにく1かけ(チューブで代用、または無くても可)
- ネギの青いところ(無くても可)
作り方
1.フライパンで肉の表面を焼いて、焼き目を付けます。
2.調理量(醤油大さじ3、酒大さじ3、砂糖大さじ1と1/2、オイスターソース大さじ1/2、生姜スライス1-2枚、にんにく1かけ、ネギの青いところ)を容器に合わせて、フツフツなるまでレンジで温めます(600Wでだいたい2分)。
3.ジップロックなどの袋に、焼いた肉と温めた調味料を入れます。
4.[3]を牛乳パックにを入れて、袋の周りに熱湯(袋が溶けない程度の温度に冷ます)を注ぎます。
5.温度は65度、時間は12時間にセットして後は放置!
6.ヨーグルトメーカーから取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫で寝かせます(すぐに食べてもよし)。
出来上がり!
12時間後のヨーグルトメーカー。水蒸気だらけで中が水滴でポタポタになっていました。
お肉を取り出すと、ちゃんと味が染み込んでそうになっています。
こちらは12時間低温調理した場合のチャーシューです。
スライスするとほんのりピンク、切れ端を食べてみましたが味がしっかり染み込んで、大成功です!
今回はチャーシュー丼にします。そのまま食べてもいいですが、魚焼きグリルで軽く炙ると、焼き目が香ばしく油も溶けてよりおいしくなります。
ジューシー!
ご飯の上にキャベツたっぷり、その上にチャーシュー、そして余ったタレで漬けた味玉ものせました。
なかなか贅沢なチャーシュー丼です。自分で作るから安い!
しっかり歯ごたえがありつつも噛むと柔らかくほどける、ラーメン屋さんで食べるチャーシューの出来上がり!
あの面倒なチャーシューが、こんなに手軽に作れるなんて!ぜひぜひ試してみてください。チャーシュー作りにハマること間違いなしですよ!
48時間低温調理バージョンも作ってみた
今回実験で、ヨーグルトメーカーで設定できる最大時間の48時間でも作ってみました。
48時間バージョンはこちら!
包丁でスライスできないくらいの、ホロホロで柔らかいチャーシューになりました。これは薄くスライスするよりも厚めに切って箸で崩しながら食べた方がよかったかもしれません。
柔らかバージョンのチャーシュー丼です。
これはこれで良いけれど、やっぱり12時間のチャーシューの方が好みかな…。
ヨーグルトメーカーでチャーシューを作る注意点
低温調理は食中毒など危険な面もあるので、その辺りを調べてみました。
温度
お肉は、「[60度以上の温度で10分以上加熱]すれば細菌は死滅する」のだそうです。
参考:絶対に失敗しない肉料理のコツ!「火入れの科学」-[知識編] : Cooking Maniac
だけどやっぱり怖いので、ヨーグルトメーカーで設定できる最高温度の「65度」にしています。
それと、低温調理について詳しく書いてあるサイトを読むと、「肉の表面を加熱して殺菌した方がいい」と書いてあったので、フライパンで表面を焼くようにしました。
また、牛乳パックに入れるお湯は65度ではなく、熱湯にしました。ヨーグルトメーカーは温度があがるまでに時間がかかるので、65度のお湯を注いでも容器に入れた時点で一旦冷めてしまいます。そうするとちょっと菌が心配、それを防ぐためです。
時間
チャーシューのゆで時間はレシピによっていろいろありますが、鍋で茹でるレシピで短いものなら30分、長いものなら3時間。炊飯器の保温機能で作るレシピで5時間というのがありました。
私のレシピは12時間ですが、それより短くても出来るかもしれません。が、12時間後のチャーシューは、ほんのり歯ごたえがありつつ、柔らかいので、私としては12時間がちょうどいいと思います。いろいろ試してみてください。
実験で試してみた48時間は柔らかすぎたので、チャーシューとして食べるならあまりおすすめしないかな?笑
ヨーグルトメーカーで低温調理するメリット
まず、鍋で低温調理をすると火加減が気になってキッチンから離れられないし、温度が一定でないから失敗しやすいです。
ヨーグルトメーカーなら温度が一定だし時間も設定できるから、寝ている間や外出時に調理ができます。
それにスリムな形だからキッチンで場所も取りません。
わざわざ専用の保温調理機を購入する必要なく、ヨーグルトメーカーで低温調理ができるなんて、買ってよかったです!