何ごとも不器用な息子。
時間はかかりましたがなんとか逆上がりが出来るようになりました!
凝り性な私、逆上がりの練習についていろいろ調べましたが、効果があったのはたった2つの練習法でした。
最初からこの2つだけ練習すればよかった!
我が家が取り組んだ逆上がりの練習方法を紹介したいと思います。
超絶不器用な息子が出来たのだから、きっと誰でも逆上がりができるようになるはず・・・!
逆上がりが出来ない原因はこれだ!
逆上がりの練習のその前に、「なぜ逆上がりが出来ないのか?」その原因を知ることも大事です。
- 腕力が足りない
- プライドが邪魔をする
我が家の場合はこの2つでした。
腕力が足りない
逆上がりって足の力で回っているように見えて、実は腕の力がほとんどなんですよね!
近所に3歳で逆上がりを軽々やってのける子がいました。その子を観察すると、足の踏み切りはほんのちょっと、ほとんど腕の力のみで回っていました。
それからオリンピックの体操選手が逆上がりをする動画を見ても、やはり腕だけで回っていました。
つまり逆を考えれば腕力がなければ逆上がりは出来ない、ということなんです。
プライドが邪魔する
失敗するのが恥ずかしい、出来ないことをやるのが嫌い、これ子どもなら当たり前のことなんです。
出来ないことを自分でコツコツ練習して出来るようになる、そんな子って滅多にいません(そういう子は目立つけど、そうじゃない子の方が圧倒的多数です)。
だから出来ないことを強要すると余計にイジけてやりたがらなくなってしまうので、無理に練習させるのは禁物。
そしてうちの子の場合、公園で練習して失敗する姿をみんなに見られるのも嫌がりました。
そのために思い切って室内用の鉄棒を購入しました。
これが大成功!
公園に行かなくても毎日練習できるから腕力を付けるのにも役立ったし、集中して練習できました。
我が家が購入したのはこちら↓の鉄棒です。
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逆上がり以外の技で鉄棒に慣れる
鉄棒の他の技は出来るけど逆上がりだけ出来ない、という方はこの項目は読む必要ないので次の項目へ進んでくださいね。
息子はそもそも鉄棒への恐怖心があり、まずは鉄棒に慣れるところから始めました。
出来ないことをやり続けるよりも、出来ることをやらせて成功体験を積み重ねます。
そのうち自然と腕力が付きます。
ツバメのポーズ
電線にツバメが止まってるイメージです。
豚の丸焼き
腕力、脚力が鍛えられます。
足抜き回り
逆上がりに近いイメージ。意外と簡単に出来ます。
前回り
息子は前回りが恐怖心でなかなか出来ませんでした。そのためこれもちょっとずつ練習を。
①布団などで台を作り、上の写真のように鉄棒を持って前かがみの姿勢をさせる
②「膝を見てごらん」と言いもっと頭が下にくるようにさせる
③親が頭をエイッと押すと、あら不思議!一回転できちゃった!
前回りがなかなか出来ない子はこの方法を試してみて下さいね。
これだけでいい!逆上がりの練習法2つ
いよいよ逆上がりの練習。うちの息子が逆上がりが出来るようになったのは、このたった2つの練習法でした。
ダンゴムシのポーズで腕を鍛える
まずは腕力を集中的に鍛えるための「ダンゴムシのポーズ」。「リンゴのポーズ」とも言うそうです。
両腕を曲げて体を丸めて鉄棒にぶら下がり、その状態で静止します。
一説によると、ダンゴムシのポーズを10秒続けられないと、逆上がりが出来るようにならないそうですよ。
これが最初はなかなか出来るようになりませんでした。つまり腕力が足りない。だから逆上がりが出来なかったのは当たり前だったんですね。
それでも毎日少しずつ練習して、なんとか10秒保てるようになれました。
やはり家に鉄棒を購入して良かったです。
グルリンコ
これは体操教室の先生に教えてもらった練習法です。
①親と子が向かい合い、親が子どもの両手を握る
②子どもが親の膝に足を乗せそのまま蹴り上げて一回転
逆上がり関係なくこういう遊びをしたことがある人は多いのでは?
実はこれが逆上がりの練習にとてもいいのだそう。
- 足の踏み切りの練習になる
- 腕力も付く
- 回転するときのタイミングが掴める
- 親子でやるから楽しい
そしてここからが大事なポイント!
上のようなグルリンコに慣れたら、今度は膝を蹴らずに手の力だけで回る練習をします。
これが逆上がりと全く同じ動作!鉄棒を持つか、親の手を持つか、の違いだけです。
この練習をすることで、足の踏み切りと腕に力を入れるタイミングがわかり、グッと逆上がりの成功に近付けました。
逆上がりが出来るようになるコツ
逆上がりに関する本を読みまくったので、複数の本に書いてあった共通する逆上がりのコツも書いておきますね。
- 鉄棒のバーの高さは胸の位置
- 持ち手は逆手の方がやりやすい(逆手がやりにくければどっちでもいい)
- 足は鉄棒の真下か少し前
- 腕は曲げた状態で
- 蹴り上げは足が真上になるように
- 蹴り上げてから胸が鉄棒から離れないようにしっかり腕を曲げる
でもこれを言ったところで子どもがそれを実行できるかというと別(しかもウザがられる(-_-))。
それよりも、ダンゴムシのポーズとグルリンコをひたすら練習した方が、子どもは楽しんで練習できると思いますよ。
まとめ・逆上がりはこの2つの練習法だけでOK!
逆上がりの教え方のコツ、出来るようになった2つの練習法を紹介しました。
息子が出来るようになったのは幼稚園の年長さんでした。
おかげで小学校の体育の授業では楽々クリアしたみたい。他の運動は全然だけどね(-_-;)
かけっこで1番になるのは難しいけど、逆上がりなら練習すれば必ず出来るようになります。
子どもの成功体験のためにがんばってよかったです♪
運動が苦手な子こそ、家の中で練習できる環境作りが大事。我が家は室内用鉄棒を購入して本当に助かりました。
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私が購入した室内用鉄棒について詳しくはこちらの記事で!