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【ご近所トラブルは終わってなかった…】隣人からの嫌がらせを弁護士さんに相談、弁護士費用と契約内容は?

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我が家は隣人トラブルを抱えています。

詳しくはこちらの記事で。

いろいろなところに相談し、一旦は終息したかのように思えましたが…、

やっぱり終わってなかった!

ま、そんな簡単に解決しませんよね( ;∀;)

そこで先日、弁護士さんに相談して、今後の対応をお願いすることにしました。

どんな契約内容なのか?費用はどれくらいかかるのか?など、きっと今現在隣人トラブルで悩んでいる方の参考になると思うので、ここに詳しく書き留めておきます。

前置きが長くなってしまったので、早く読みたい方は「隣人トラブルで弁護士に相談、契約内容とかかった費用」からお読みください。

隣人トラブルの経緯・原因・対応したこと

これまでの隣人トラブルの経緯

  • 我が家は義実家の隣の敷地に家を建てた
  • 隣人Aさんは義実家の隣人(我が家からみたら隣人の隣人)
  • トラブルは30年以上前から
  • 隣人Aさんは独り暮らしの70代女性(再婚した夫とは30年前に死別、子どもは前の結婚の時の子で再婚の時に置いてきている)

隣人トラブルの原因

  • 土地問題に起因はしているが、結局は幸せな義母への嫉妬(夫に守られた専業主婦、子も孫も近くに住んでいる)
  • 隣人Aさんのことを、近所に住む義母の友人は「あの人はちょっとおかしい人だから気を付けた方がいい」と忠告してくれたが、義母はそれを言われるまで全く気付かない鈍感な人

義実家が隣人からされた嫌がらせの内容

  • 回覧板を玄関に投げつけられる
  • 窓に石を投げられる(ヒビが入った)
  • 「前科者」「ドブネズミ」など言われる
  • 「お前らのせいで木が枯れた」「家の壁にヒビが入った」などたびたび文句を言われる(一度それで修理もしている)

隣人トラブルに対するこれまでの義父母の対応

それまで、隣人Aさんについて義母から「以前に土地問題で揉めたから関係が良くない」程度にしか聞かされていませんでした。

それが2年前のある日、
私が庭で草取りをしていたらどこからか呼びかけられました。

「前科者(ぜんかもの)!」

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

隣人Aさんです。「関係がよくない」なんてもんじゃない、とんだキチ〇イじゃないか!

それで義母から「実はこれまでもこういうことがあって・・・」と上に書いたような嫌がらせの内容を聞きました。

なぜそんな普通じゃない人が隣に住んでいるのを知りながら私たちに家を建てさせたのか、それを今まで黙っていたのか、憤る気持ちがありましたが義母には言えませんでした。

夫も、結婚前の30歳まで実家に住んでいたというのに(大学時代だけ一人暮らし)、隣人について詳しくは聞かされてなかったそう。

心配かけまいと黙っていたのか、人に言うほど大事だと思っていなかったのか(おそらく後者)。

そしてこれまでの30年間、 「困ったわー」「怖いわー」でやり過ごしていたみたい。それで平気で隣人Aさん側の庭で洗濯物を干せるんだから、義母の鈍感力はたいしたものです(私だったら怖くて一歩も近付きたくありません)。

この間、義父はまったく何もしません。
私が義母に「お義父さんに対応してもらったらどうですか?」と聞くと、「お義父さんは面倒なことは一切やらない人だから…」と。

鈍感な義母と面倒なことを避ける義父の2人だけの暮らしなら、このまま隣人Aさんからやられっぱなしの人生でよかったのでしょうけど…。

2年前に隣人トラブルを各所に相談

ところが長男の嫁である私はそんな鈍感な性格でもなければ、問題があれば解決したいんです。

私が直接被害を被ったのは「前科者」と言われたその1回ですが、いつか刺されるんじゃないかとビクビクですし、そもそもそんな変な人が近くに住んでるってだけで気が滅入ります。

これって私が神経質じゃなくて、義父母が鈍感過ぎるだけだよね?ね?ね?

で、私が夫に「何とかして!」と言って、夫から言ってもらって義母に動いてもらって各所に相談した内容がこちらの記事です。

結局、警察が一番力になってくれて、Aさんに説教してくれて事態は一旦収束しました。

弁護士に相談しようと思ったきっかけ

警察が強く言ってくれたおかげか少し静かになりましたが、時間が経つにつれてまた元の状態に戻りました。

でも義母には「警察に通報する」ということがハードルが高いようで、自分の中で納めちゃうんですよね。

そして時間が経ってから「この前こんなことがあって…」と言う。それで「警察に報告した方がいいんじゃないか」っ私が言うんだけど、その時にはもう日が経ちすぎて今更警察に言ってもなぁってなっちゃうんです。

早朝5時、我が家を襲った恐怖…

そして数か月前のことです。早朝5時に呼び鈴が鳴りました。

「ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン・・・(3分以上続いた)」

もちろん寝てますから、夢の中で「何?何ごと???」と理解できないまま、私の目が覚める前に夫が玄関に出ていきました。

隣人Aさんでした。

「お前の親のせいでうちの木が枯れた、弁償しろ!」

とまくし立てます。あきらかに常人じゃないしゃべり方です。

私はようやく頭がしっかりしてきてハッ!と気付いて警察に電話しました。

その間、下の子は泣き出すし、上の子も布団の中で怯えていました。パパがわけわからない人に罵倒されてるんですから、恐怖ですよね…。

その後パトカーが到着し、以前もお世話になったお巡りさんが対応してくれました。

やっぱり腰の重い義母

義母に後から聞くと、

  • 数日前に義実家に「枯れた木を植え直せ!」と怒鳴り込んでいる
  • 義母は植木屋さんに相談している
  • 植木屋さんには、「以前に似たようなことがあった時にAさん宅に行くと『帰れ!』となったので、まずAさんにどんな植木がいいのか聞いて欲しい」と言われる
  • ここで話しが止まる

ということが数日前にあったようです。

お巡りさんが話を聞いてくれて、

  • 義実家が植木屋さんに依頼する
  • 隣人Aさんは苗木に対して文句を言わないこと
  • 文句を言ったらしかるべき措置をする(たぶん脅し)

お巡りさんは義実家が以前にされたことを知っているのでかなり味方になってくれました。

その日に義母が植木屋さんに経緯を話し依頼し、次の日に来てもらったけどやっぱり、

「帰れ!」

と言われて木を植えることはなかったそう…。

そしてそのことを夫が報告されたのはそれから5日後のこと。

てっきり、何事もなく終わったから何の報告もないのだとばかり思ってたんですけどね…。
そしてまた警察へは何の連絡もしなかったそう。
警察は民事に介入しないとはいえ、もしも、「帰れ!」と言われた当日に警察に報告してたら、同じお巡りさんが来てくれて話が少しは進んだかもしれないのに…。

もう義母に対応を任せていたら一生このまま。お金がかかってもいいから弁護士さんに依頼することにしました。

隣人トラブルで弁護士に相談、契約内容とかかった費用

ようやくここから本題です。

弁護士さんに相談した流れ

まず、義母に市役所がやってる無料法律相談に行ってもらいました。

そこで対応してくれた弁護士さんから「対処の仕方がありますよ」と言われたので、後日夫が平日休みを取って義母と一緒にその弁護士事務所に行きました。

弁護士さんとの契約内容

弁護士さんから提案された契約内容は以下の通りです。

  • 契約後3か月間、隣人Aさんが義実家に文句を言ってきたら弁護士さんが間に入って交渉してくれる
  • 「委任状」と「通知書」を作成して、隣人Aさん宅に郵送する 

「委任状」というのは、今後このトラブルには弁護士が介在しますよというような宣言ですね。↓これが委任状です。

隣人トラブルで弁護士が作成した委任状

「通知書」には以下のような文面が書いてありました。

  • 義実家に用がある場合は直接言わずに弁護士事務所を通すこと
  • 今後直接敷地に入って呼び鈴を鳴らした場合は不法侵入に当たる
  • これまでの投石や罵倒は犯罪行為だから刑事告訴することも出来る
  • 精神的苦痛による慰謝料請求を含む法的措置を検討している

文面の一部です。

隣人トラブルで弁護士が作成した通知書

こんな文章、自分では書けません。さすが弁護士ですね。

これが抑止力になればいいのですが…。

弁護士さんにかかった費用

  • 相談費: 30分で4,500円(相談後に契約した場合は委任状作成費用に含まれる)
  • 委任状作成:10万円
  • 3ヶ月後の成功報酬:10万円

(3ヶ月後に起きたトラブルに対応してもらう場合は別途費用がかかります)

つまり、トータルで20万円かかったということになります。

これが相場より高いのか低いのか、全くわかりません。あまりこういう実例ってネットに載ってないんですよね。

ただね、この20万円はおそらく払い損になると思います。

隣人Aさんが問題を起こすのは決まって「春」と「秋」。季節の変わり目って、精神的に不安定になりやすいんでしょうね。

なので問題を起こしそうな頃には契約期間の3か月は切れているので、また別途費用がかかります。

でもこのタイミングで動き出さなかったらまた同じことの繰り返しになることは目に見えています。20万円をドブに捨ててでも、今回契約して良かったです。

そして義父。隣の息子の家に怒鳴り込まれて、家の前にパトカーが来て、弁護士に20万円も払って、それでも何もタッチしてこないんですよね…。義母が30年間解決出来なかったのも無理はないです。

隣人トラブルに巻き込まれた嫁の心情… 

夫には言えないのでここに吐き出させてください。

義母も義父もすごくいい人だと思うんです。

でもね、本当にいい人だったら、

「精神異常の人が近くにいるからここに家を建てない方がいい」

って言うはずじゃないですか?

私は現在、

  • 家の外に出るのが怖く、車に乗るまでの短い距離でさえ恐怖
  • もちろん子どもと近所を散歩なんて出来ない
  • DIYがんばってたガーデニングは全て撤収、玄関に飾りすら置かない
  • 子ども達にも庭に出ることを禁止、声を出したら叱る(こんなことで叱りたくないのに涙)

という生活をしています。自分の家なのに、全く安らげません。

義父母は隣人トラブルの被害者かもしれないけど、私にとっては加害者でもあるんだよ!と声を大にして言いたい。

だってここに家を建てなければ私の現在の苦しみはなかったんだから…。

まとめ: 先のことはわからないけど契約して良かった

隣人トラブルで嫌がらせを受けた時の、弁護士さんに相談した内容、かかった費用、など紹介しました。

トータルでかかった費用は20万円。

これで本当に30年間グダグダのトラブルが解決するなら安いものです。が、今後どうなるかはまだわかりません。それでも動き出したことは良かったです。

委任状が抑止力になり、このまま何もないといいんですけどね…。

隣人トラブルでお悩み中の方に、少しでも参考になれば幸いです。