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「離婚してもいいですか?」志保の場合のネタバレ有りの感想!翔子との違い、この結末はアリ?無し?

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ずっと読みたいと思っていた「離婚してもいいですか?」がKindle Unlimitedで無料で読めるようになっていました!

わーい!

読んでみた感想は…、

まるで短編映画のような、行間を読ませる深い味わいでした。

気になる人はぜひ読んでみてください!

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「離婚してもいいですか?」(志保の場合)のあらすじ(ネタバレ有り)

登場人物

  • 志保・・・主人公、パート勤務
  • 志保の夫・・・会社員
  • ケイ・・・長男、8歳
  • シュウ・・・次男、6歳
  • タケちゃん・・・ケイとシュウの幼馴染、両親が離婚してしまう

ヨソから見ると「いい夫」だけれども…

志保の夫は子どもっぽく、ささいなことでキレる。

みんなで朝ごはん食べてるのに一人でパソコンを見てる。

朝から子どもの世話でテンテコマイになっていても他人事。

靴下を洗濯に出す時は自分で伸ばして出して、と何度言っても直さない。

あまり言うとキレるから、もう言うのを止めた。

休日、自分の都合で振り回し子どもたちを散々待たせて、ようやく外にサッカーに行った。

一緒に遊ぶタケちゃんのママが言った。

「いいパパだよねー」

ちゃんと仕事して、浮気しない、借金もない、暴力もふるわない、たまに子どもと遊ぶ、ヨソから見るといい夫に見えるかもしれない。

でも志保の心の中に「離婚」の2文字がうかばない日は無い。

子どもたちを守るため、自分を押し殺して生活する

たまには誰かとくだらない会話をしたいなと、志保が夫がパソコンを閉じるのを待っていたら、

「オレ今からコレ(スポーツニュース)見るから話しかけないで」

とテレビを点けた。

なんてことない夫婦の会話すらない、とガッカリ。

そもそも夫は、私のことを常に見下して上から目線だ。

  • 母乳出ないの?母親失格!
  • 家で子育てしてるだけでラクなのに、なんでこんなこともできないの?

長男のケイが赤ちゃん時代、夜泣きが泣き止まず怒る夫に、

「あなたも父親なんだから心を広く持ってよ」

と言ったら、

「オレに説教すんな!」

と壁を蹴って穴を開けた夫。

夫はすぐにキレて物に当たる。

それがもし子どもに向けられたらと、恐怖を感じる。

それ以来志保は、子どもを守るため、夫の機嫌が悪くならないよう自分を押し殺して生活するようになった。

離婚の決定打がない

パート先で「離婚したいって思ったことあります?」と主婦仲間に聞いてみた。

1人は暴力、1人は家事を一切手伝わない、とそれぞれいつか離婚と考えているという意外な答えが返ってきた。

そう思ったら、モノに当たるけど直接暴力しないし、ほんの少しは手伝ってくれる、うちの夫はまだマシ?

志保はいつか離婚してもいいように、こっそりお金を貯めていた。

でも、子どもたちに不自由な思いをさせるくらいなら、私がガマンした方がいいのかも?と躊躇する。

タケちゃんの家が離婚したと子ども達から教えられる。

『脱出したんだ、うらやましい、先を越された』

ついそう思ってしまう志保。

夫には、暴力とか借金とか、わかりやすい決定打がない。

夫のことを母親に相談してみたら、「バカ言ってんじゃないよ!」と怒られた。

思えば子どもの頃、母はいつも怒っていて、「今日はお母さん怒りませんように」と悪いことしてなくてもいつも思っていた。

今は夫に対して同じように「今日は不機嫌でありませんように」と思っている。

私ってずっとこんななの?

未来の自分たちの姿かも…

タケちゃんが家に遊びに来て、遅い時間になっても帰らず大騒ぎになってしまう!

両親が離婚して情緒不安定になっているのだろう。

そこへ夫が帰ってきて機嫌が悪い。

ようやく、タケちゃんのママが迎えに来た。

「こんな時間まで子どもをほったらかして、自分のことばっかりで子どものこと考えてないでしょ!」

夫がタケちゃんのママにまくしたて、タケちゃんのママはしょんぼり帰っていった。

「子どものことを考えないわけがない、考えて考えて考えて、もう限界でしかたなくて…」

タケちゃんのママと自分が重なり、珍しく夫に意見した。

「うるさいっ!」

夫が缶ビールを壁に投げつけ、机をひっくり返した。

怯える子どもをギュッと抱きしめ、「もう夫に期待しない」と再び決意する。

夫がリストラ?

夫の会社が人を減らすらしい。

もし夫がリストラ対象になったら、田舎の実家の家業を手伝う気でいる。

夫の味方ばかりいるあの場所に、行きたくない。

それならば…、実行の時が来たかもしれない。

先輩パートさんに、

「一度言いたいこと言ってみたら?」

とアドバイスされる。

お金を貯めて離婚の準備は出来たけど、子ども達の笑顔を思い出すとなかなか実行できない。

でも夫の田舎に行ってしまったら?ますます実行できなくなってしまう!

決定打が出来た!

パートから帰宅すると、子どもたちが泣いていた。

リストラかもしれなくて機嫌の悪い夫が、子どもたちに腹を立ててゲーム機を壊してしまったとのこと。

「何も壊すことない、言えばわかるのに」

「おまえのしつけが悪い!」

今だ!志保は切れた。

「気に入らないとすぐに物に当たって、あなたのそういうところが嫌いなのよ」

「あなたの田舎になんか着いて行かない!」

「あなたと結婚したの人生最大の失敗!」

夫に殴られた。

…これが決定打?

子どもたちが「ママにあやまれ!」と夫にたちむかう。

夫が子どもたちを押さえつけた。

「子どもたちに何するのよ!」志保は夫に椅子を投げつけた。

「あなたとは生きていけない!別れよう!」

そう言えた自分がうれしくてたまらない志保。

とうとう実行に移せる…!

翌日、パート仲間に事の顛末を報告する。

夫がその後以外にも謝ってきたことを話すと、離婚経験のある同僚の北川さんから「暴力ふるった後に謝るのはDVの典型」と断言される。

別の同僚からは「女手一つでは経済的にやっぱりたいへん。あせらずゆっくり考えてみて」とアドバイス。

思い切ってアパートの内見に行く。

子どもたちと3人、夫にビクビクすることなく笑って暮らせることを考えると、活力が沸いてくる。

ケイの涙の自画像

ケイの学校の担任の先生から電話。

図工の時間に自画像を描いたが、それが泣き顔で、ご家庭で何かありましたか?というのだ。

気にはなるけどここで揺れたりしない、子どもたちとの幸せのために前に進む。

子どもたちがアイスを食べたいと言うので、夜だけど3人で買い物に出かける。

少し歩いて、昼間に内見したアパートの外観を子どもたちに見せる。

「3人でここに住もう」

「やだ!パパ一人でかわいそうじゃん」

まだ幼いシュウが言った。

夫から電話がかかった。会社に残れることになった、と

それを聞いたシュウが喜ぶ。

「パパとママと一緒がいい、お願いだから」

ケイが自画像と同じように泣いている。

あと一歩でこの生活から脱出できたのに…、子どもの幸せが私の幸せと思って離婚はあきらめる志保。

いつかきっと…〇〇

帰宅したら、改めて夫に「4人で一緒に暮らしたい」とこれまでのことを謝られた志保。

子ども達と夫が仲良くアイスを食べている。すっかり仲良し家族のようだ。

志保は本当は大声で泣きたい、あと何年ガマンすればいいの?

離婚は今じゃなかった。だから「今は」私がガマンすればいいんだ。いつかきっと、あきらめない。

家族みんなで公園でサッカー。

 

一緒に遊ぶタケちゃんのママが途中からサッカーに参加。

志保は運動が下手だからと言って参加しない。 

夫と子どもたちが今度は海へ行こうと盛り上がる。志保は塩水がベタベタするから嫌だと言う。

「せっかく人が誘ってるのに、ママはつまんないなー」

夫がイラついた様子で言う。

ほらね、本性出てきた。

人はそう簡単に変わらないって、志保は知っている。

一番星に願う。

「いつか〇〇〇〇ますように」

(〇〇の中がなんなのかはぜひ実際に読んで確かめてくださーい!)

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「離婚してもいいですか?(志保の場合)」の感想

志保の決断はアリ?ナシ?

志保は結局、子どもたちの幸せを守るため、自分がガマンすること(今は離婚しない)を選びました。

この決断ってどうなのか?

①離婚すればいいじゃん?

離婚を選ばなかった理由は子ども達です。

もちろん金銭的なこともありますが、そこはなんとかやっていけそうとアパートの内見までしているので、金銭が第一理由じゃないんですよね。

怒りっぽいかもしれないけど、たまにサッカーで遊んでくれる。

小さな子どもたちにとってはパパが必要なんですよね。

夫が子どもにとって害悪でしかないのであったら、きっと離婚を選んだでしょうね。

②そんなに悪い夫じゃないんだから円満になれば?

夫は謝って、もう二度と物に当たらないと約束しました。家事を手伝ってくれて性格も穏やかになりました。

でも人間の本性はそう変わらないって、志保は知っています。

それと、漫画の中に出てくる

「好きなモノを一度嫌いになったら、もう二度と好きには戻れない」

これなんですよねー。

もう心は戻らないから、離婚しかないんですよ。

ただし、子どものことを考えると「今じゃない」。

結局、志保の選択は多くの女性にとって現実的な選択なんだと思います。

結末に隠されてた作者の意図

この感想を書くに当たって、他のブログやAmazonのレビューを読んでみました。

そしたら面白いことに気付いたんです。

ラストの夫と子ども達がサッカーで遊ぶシーン、タケちゃんのママがサッカーに参加するのが唐突に感じられたのですが…。

志保にとって夫は自分勝手な性格に映る。

でも志保だって同じところがある。

せっかく夫が海に行こうと誘ってるのに嫌な顔したり、子どものサッカーの相手は女だって出来るのに夫任せだったり。

夫と志保、どっちもどっち、ということなんでしょうね。

子どものために離婚しないと決意した志保だけど、自分が決断できないのを子どものせいにしてるだけじゃない?

シングルマザーになったタケちゃんのママは父親役もやらなきゃいけないからサッカーだって参加する。覚悟が違う。

最初に読んだだけでは作者のその意図は読み取れませんでした。

う~ん、深い!

ほんの数年なのに時代を感じる

この作品は2014年に出版されたものです。あと数年で10年前になりますね。

ほんの数年だけど、時代を感じますね。

「夫はいつもパソコンばかり見てる」とありますが、今でいうところをスマホですね。

2014年はスマホがまだそんなに当たり前じゃありませんでした。

他にも、男女の価値観も今より少し古く感じます。

子育て主婦はパートが当たり前でそれ以上は望まない。

夫の田舎に帰って家業を手伝うと言えば、反論せず着いて行くのが当たり前。自分だってパートとはいえ働いてて都合があるのに。

きっと今描かれる漫画ならその辺のツッコミはあったと思います。

そう考えるとこの数年で男女平等はかなり進んだことがわかりますね。

「翔子の場合」との比較

「離婚してもいいですか?」の後に「離婚してもいいですか?翔子の場合」という作品が出版されています。

こちらは20XX年、数年後の作品です。

私は「翔子の場合」を先に読んだので、前作品はどういう感じなんだろう?と思ってこの作品(紛らわしいので「志保の場合」としますね)を読みました。

読む前に思ったのは、それぞれ別の性格の女性の、いろんな離婚してもいいですか?なのかなということです。

実際読んでみてわかったのは、そういう感じよりも、この「志保の場合」をもっと深く濃くバージョンアップさせたのが「翔子の場合」だということでした。

おそらく、「志保の場合」がなかなか好評で、出版社からそんな提案があったんじゃないでしょうか?(私の全くの空想です)

「翔子の場合」の方は、夫の視点、翔子の幼少期、翔子の両親のいびつさ、シングルマザーの夫の女友達、とより多面的に描かれています。

また現代にウケやすいように、「志保の場合」よりは説明的で(それでも普通の漫画に比べたら抽象的表現が多いですが)わかりやすく、バズりやすい”見せ方”も考えられてるなと思います。

作品としての完成度はやはり後から描かれた翔子の場合の方が高いと思います。

でもね、私はこの志保の場合も好きですよ!

説明が無く行間で読ませる、あのセリフはあのセリフと繋がってたのか!と発見がある、味わい深い作品です。

淡々としていて、きっと適当に読んじゃうと「そこまで悪い夫じゃないじゃん?何が不満なの?」って思っちゃうかもしれない。

そういった読者の読み間違いが無いようによりわかりやすく説明してるのが「翔子の場合」、って感じです。

でもこの淡々とした作品の雰囲気、好きだなぁ。

まとめ・「離婚してもいいですか?」は味わい深い短編映画のような作品

「離婚してもいいですか?」のあらすじと感想を書きました。

ここで書いたあらすじはだいぶ省略していますので、ぜひ実際に漫画を読んでもらいたいなと思います。

野原広子さんの漫画って、行間(漫画の場合はコマ間?笑)で読ませるので、ストーリーのあらすじよりも、セリフのないコマ、登場人物の表情、ボソッと呟くセリフ、が醍醐味です。

これは実際に漫画を読まなきゃ味わえない!

特にこの作品は淡々とした短編映画のよう(もしくは深夜ドラマ?)のような味わい深さです。

主婦なら絶対共感できるので、ぜひぜひ読んでもらいないなと思います。

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