今Twitterで話題の「妻の飯がマズくて離婚したい」をご存知でしょうか?
1話から読みたい方はこちらからどうぞ↓
簡単に説明すると、飯マズ(=料理が下手で味オンチだからその自覚もない)な妻と、美食が生きがいの夫、この夫婦を中心とした連続4コマ漫画です。
果たして「飯がマズイ」だけで離婚になるのか?否か?
Twitter上ではいろいろな意見(主に夫擁護)が飛び交っていますが、私はちょっと違うんだよなー。
そんな「妻の飯がマズくて離婚したい」のあらすじと、結末予想、感想を書きたいと思います。
「妻の飯がマズくて離婚したい」ざっとまとめたあらすじ
登場人物
- ミナミ・・・3人子持ちのパート主婦、料理が苦手
- アツシ・・・ミナミの夫、食べることが何よりの楽しみ
【1~9話】ミナミの視点、私って飯マズ妻なの?
パート主婦のミナミは、3人の子どもたちの教育費を考えると頭が痛く、日々節約をがんばっている。
料理が苦手で子どもたちに「給食の方がおいしい」と言われる始末。
そんな時は
「お腹に入ればみんな一緒!」
と子どもたちを一喝してきた。
珍しく夫の帰りが遅く問い詰めたところ、1人1万2千円のフランス料理を食べてきたことが発覚!
「私が普段どれだけ節約してると思ってるの!」
夫から返ってきた言葉は意外にも、
「ミナミの作る料理はおいしくないんだ、もう限界なんだ!正直離婚もよぎるくらいだよ…」
こっちの苦労も苦手な料理をがんばって家族のために節約してる、こっちの気も知らないで!
「いいよ、離婚しましょう」
【10~16話】アツシの視点、唯一の楽しみを奪わないで!
裕福ではないが「お金をかけずに手間をかけて」料理を楽しむ両親のもとで育ったアツシ。
ミナミの料理が下手なのは結婚前から知っていたけれど、そこは目をつぶっていた。
冷凍食品や総菜、外食、自分が料理してもいいのだから。
だけど実際は違った。
妻は食べることを楽しむことは頭になく、いつも節約。
自分がご飯を作れば「予算オーバー」、外食に行こうと誘うと「もったいない」。
そして決まって、
「お腹に入れば一緒なんだし」
食事への価値観が違うのだ。
そこで妻に内緒で数か月に一度外食することにしたのだが、バレて激怒。
ミナミと暮らしている限り、自分は「食」を楽しめないのだろうか?
【17話~】ミナミの視点、私って飯マズ妻なの?
ミナミの母親もまた食に興味のない人だった。
「どんな料理もお腹に入れば同じ、だから時間も手間もかけない!」
そんな母親だったので外食もほとんどしたことなかった。
結婚前、アツシが土鍋でご飯を炊いていて驚いた。味の違いはわからず、洗いにくそうだと思った。
子どもが生まれて子どもたちのために料理をがんばろうと思ったけれど、子育ての忙しさに母の「どんな料理をお腹に入れば同じ」を思い出す。
パートをはじめてより忙しくなり、お惣菜を買いたいけれど節約のためにガマン。
…それなのにまさか、夫から料理がマズイから総菜を買ってくれと言われるだなんて。
翌日、親友のトウコに泣きながら相談すると、
「なんで結婚して8年間、料理上手くなろうと思わなかったの?」
ギクッとなるミナミ。
(まだ連載は続いています)
「妻の飯がマズくて離婚したい」Twitterでみんなの感想と、それでも私は反論したい!
みんなの意見は圧倒的に夫支持!
Twitterでは圧倒的に夫擁護派が多かったです。
- 食に興味ない人とは暮らせない
- 夫はお惣菜や外食など歩み寄りをしているのに、妻は自分の主張だけ
- 子どもにも飯マズを指摘されているのに改善しようとしない
など。
こういう暮らし系の漫画って読者が圧倒的に女性が多いから、たいてい妻の方が擁護されがちなんだけど、今回は全く違いました。
それだけ、皆さん「食」に興味が強いんですね~。
妻って本当に悪なの?
果たして妻は本当にダメな妻なんでしょうか。
確かに極端だったり、やり方が間違ってる面はあるかもだけど、
- 子どもたちの教育費のためにと、専業主婦だったのをパートで働き始める
- 仕事帰りに疲れているのにお惣菜を買うのを我慢して自分で料理する
これだけ見たらちゃんとがんばってるいい妻ですよね。
ただし、料理がマズイことを除けば…笑。
なぜ妻が料理がマズイのかというとそもそも食に興味が無いから。
なぜ食に興味が無いのかというと、子どもの頃にお母さんの料理に文句を言ったら「お腹に入れば一緒なんだから!文句言うなら食べるな!」と一蹴されたから。
これはもう仕方ないと思うんですよね。
子どもの時に植え付けられた価値観、これはなかなか変わりません。
だからこの妻は妻でがんばってると思うんです!
それなのにこんなに責められるなんて悲しすぎる~(ノД`)シクシク
価値観の違いはどうしたら受け入れられる?
価値観の違いは夫婦お互いに歩み寄るべし!
夫はお惣菜や外食を提案して妻に歩み寄っているのに妻は独りよがり!
上記のような意見が多いです。
でもこれ、夫の唯一の楽しみが別のものだったらどうでしょうか?
例1)
夫の楽しみは「プラモデル」、家族みんなで楽しもうと妻に提案するがもったいない!と却下、仕方なく隠れて1万円のプラモを購入したのが妻にバレて…
例2)
夫の楽しみは「スマホゲーム」、家族みんなで楽しもうと妻に提案するがもったいない!と却下、仕方なく隠れて1万円課金したのが妻にバレて…
どうでしょうか?
これでもお互いに歩み寄るべきでしょうか?
多くの人が好きであろう「食」だから夫が擁護されるけど、そうじゃないことだったらいくらそれが夫の唯一の楽しみだったとしても、妻の考えが多くの人に支持されることってありますよねー。
飯マズは一生治らない、と思う
飯マズで思い出すのが義母(夫の母)です。
結婚当初からよくお義母さんが
「家族みんな私のことを味オンチって言うのよ~」
と言うので謙遜だろうなと思っていたら。
本当に不味かった!笑
でもしょうがないですよ。みんながマズイって思ってるのに同じものを食べてもなんとも思わないわけですから。
外食も滅多に行かない。食よりも節約が好き。それで1瓶1万円くらいするサプリメント買ってる。
飯マズは治らないと思いまーす。
「妻の飯がマズくて離婚したい」結末予想はいかに!?
妻が料理教室に通うとか、夫が半分料理担当且つ家計管理も担当、なんてところでしょうね~。
妻が夫の美食に反対するのは”節約のため”なんだから、夫が家計に関心を持つことで妻の気持ちもわかる。
これが両者ともお互いに歩み寄るいい落としどころではないでしょうか?
実際は…。
飯マズ妻はたとえ料理教室に通ったとしても飯マズなままだと思うんだよな~。
だって味覚がないんだもんさ。
あなたはどう思います?
まとめ
「妻の飯がマズくて離婚したい」はママスタセレクトで連載中の4コマ漫画です。
単体で評価される作品、というよりはTwitterで話題になって(炎上商法的な?)アクセス数が稼げればそれでよし!な目的で書かれているモノなのであまり入れ込んで読む必要はないかと…。
サラッと読めるので、たまには夫婦で読んで議論するのもいいのではないでしょうか!(ウチと同じだねって言われたりしてーΣ>―(´・ω・`)→ グサッ)
読み応えのある夫婦問題を取り上げた作品なら野原広子さんのこちらの作品がおすすめですよ。
※今ならKindle Unlimitedの読み放題対象なのでなんと無料で読めます!(30日間無料体験を利用してくださ~い)
▶Kindle Unlimited 30日無料体験を試してみる