突然ですが、「もうちょっと楽に生きたいなぁ」って考えることないですか?
私はあります!というか、ずっとそう考えていました。なんだか私って、「生きるのが下手」なんですよねぇ…。
- 頭の中はずっと忙しいのに、結局何も達成してない
- 他人と比べて「どうせ自分は…」とすぐ落ち込む
- 自分ばっかり損してると感じてしまう
そんな日々を打開しようと、数年かけて本を何冊か読みました。こういうのは先人の知恵を借りるのが手っ取り早いです。
そのおかげで、本当にここ1-2年なんだか心が軽くなって「生きるのが楽」になったんですよ!
やっぱり何にでもコツってあるもので、生きるのにもコツってあるもんなんですね。
そんな、本から学んだ「生きるのが楽になるコツ」を紹介したいと思います。
これを読めばきっとあなたの人生も変わるハズ!
- 全ては「エッセンシャル思考」から始まった
- 私は「HSP」、2割の人間と割り切る
- 「課題の分離」でストレスを減らす
- 「心配事の9割は起こらない」から心配する時間は無駄!
- まとめ:ラクに生きるコツは確かにあった!
全ては「エッセンシャル思考」から始まった
「エッセンシャル思考」ってご存知ですか?ざっくり説明すると、
- 人生で成し遂げたいたった1つのことに集中すると人生は充実する
- そのために無駄を徹底的に省く
そういう考え方です。
私はこの「エッセンシャル思考」を知って人生が変わりました!
私の現在の行動全てがこの「エッセンシャル思考」に基づいていると言っても言い過ぎでないくらい。それくらい衝撃の出会いでした。
読んだのはこの本です。マンガ形式でさくっと読めますよ。ぜひ読んでみて下さい。
大事なのは、ただなんとなく行動するのではなく、行動する前にそれが自分が人生でやり遂げたいたった1つのことに繋がる事なのか、そうでないのか、よく考えることです。
そんなこと今まで考えたこともなかったんですよね。
この本を読んでからの私、無駄なことは一切やらなくなりました。
例えばこんなことです。
- やらなくても誰も困らない家事
- 苦手なママ友に必要以上に気を遣う
- 義実家との付き合い
あ、義実家とは最低限の付き合いはしていますよ。でも「これ私が一緒にいる意味なくない?」っていう集まりにはなるべく参加しません(体調不良とか理由をつけて)。
だって、義実家の人たちだって私に会いたいわけじゃないんです。ただ形式的に読めも呼ばなきゃと思ってるだけで。本当は夫と孫がいれば充分なんですから。
こういう決断が出来たのもこの「エッセンシャル思考」を読んだおかげ。
頭の中がクリアになるので、本当に大事なモノが見えてきます。
↓だいぶ以前に書いたものですが、本を読んだ時の感想を書いている記事です。
私は「HSP」、2割の人間と割り切る
「HSP」って言葉、聞いたことありますか?最近よく「HSP」関連の書籍が発売されています。
「HSP」とは、”Highly Sensitive Person”の略、つまり「人一倍敏感な人」という意味です。
「HSP」な人の特徴は、
- 人の気持ちを考えすぎてしまう
- 深く考えて疲れやすく傷つきやすい
- 落ち込みやすく自己肯定感が低い
- 一人でいることが好き
などです。
詳しくはこちら↓の本をお読みください。
「生き方」について悩む人って、きっと「HSP」な人が多いんじゃないでしょうか。
私も自己診断ですが「HSP」だと思います。特徴にめちゃくちゃ当てはまりますからね…。
アメリカの心理学者アーロン博士によると、この「HSP」な人は全人口の2割いるそうです。
2割って5人に1人です。これを多いと感じるか、少ないと感じるか…。
で、この「HSP」は障害とか病気ではなく「性質」なので、治したり克服したりするものではありません。
ですが、「HSP」ってとても生きにくいんですよ。
なぜなら、世の中は多数派の流れに従うからです。「HSP」は2割、「HSPじゃない人」は8割、圧倒的に「HSPじゃない人」が多数派です。
例えば現在の「キラキラした女性像」って、「外でバリバリ働いて」「友人がたくさんいて」「週末はカフェや旅行に出かけてアクティブ」こんな感じじゃないですか?
でもこれって、「HSP」な人からしたら地獄です。
のんびりしたい!一人になりたい!家にいたい!
でも自分が「HSP」だと気づく前(「HSP」という概念を知る前)、私もそうならなきゃと思っていました。しかしやっぱりなれません。
なれないっていうか、なりたいとも思ってないのにならなきゃいけないと無理してたって感じかな。
そこに残るのは劣等感や敗北感のみです。
今では「私はHSPなんだから8割の人の願望に合わせなくていい!自分は自分らしく!」と考えることが出来、心がとても軽くなりました。
「課題の分離」でストレスを減らす
アドラー心理学って一時期大流行しました。1番有名なのがこの本、嫌われる勇気ですね。
アドラー心理学の中で、私が1番「おっ!」と思い、今でも大事にしている考え方が
「課題の分離」
です。
課題の分離というのは、
問題となる事柄について、それが「自分の課題」なのか、「他者の課題」なのか、冷静に線引きをする
ことです。
「自分の課題」・・・自分がコントロールできる問題
「他者の課題」・・・他者しかコントロールできない問題
わかりやすく「子どもの忘れ物」を例にします。
子どもが忘れ物をしないように、つい「ちゃんと準備したの?早くやりなさい!」と口うるさく言ってしまいますよね。
そうすると子どもは「うるさいなー、今やろうと思ってたのに!」と余計にやらなかったりします。
これは課題の分離が出来ていない状態です。
忘れ物をしないようにするというのは子ども自身がやるしかないことなので、「他者の課題」です。だから母親は何も言わなくていいんです。
何も言わなかったら忘れ物するじゃないかって?
忘れ物をして先生に怒られて嫌な思いをするのも子ども自身なんだから、「他者の課題」。そうなって初めて、「今度から前日にちゃんと準備しよう」と気付けるんですよね。
このように、課題の分離をしないと
- 他者をコントロールしようとしてイライラ、ストレスが溜まる
- 相手の成長(気づき)を妨げていつまでも問題が解決しない
こんな状態になってしまうんですね。
これは子育ては特にわかりやすいですが、夫婦間やその他の人間関係においても使える考え方です。
つい、他人を自分の願望の通りに動かそうと思ってしまうことってありますよね。「せっかく〇〇してあげたのに!」なんて。
そんなことでストレスを溜めるよりも、やるべきことは「自分の課題」のみなんです。
「心配事の9割は起こらない」から心配する時間は無駄!
実はこの本、読んでません(笑)。
もう、この本のタイトルを読んだだけで充分だからです。
「〇〇になったらどうしよう、△△したらどうしよう」そう考えてる時間の9割は無駄な時間ってことですよね。
残りの1割の心配が現実になったとして、でもそれに費やす9倍の時間が無駄なんだから、運が悪かったとあきらめるしかありません。
おかげで、心配や不安で無駄にダラダラしてしまう時間が減りました。
だって私は「人生で成し遂げたいたった1つのこと」に集中しなければならないんだもの!(←ここで最初の「エッセンシャル思考」に戻る)
まとめ:ラクに生きるコツは確かにあった!
ここまで書いたことをまとめると、
- 「エッセンシャル思考」で1つに集中、無駄を省く
- 「HSP」である自分を知って苦手分野で戦わない
- 「課題の分離」でストレスを減らす
- 心配は9割ムダ
このことをいつも頭に入れておくことで、だいぶ生きやすくなりました。
今はエッセンシャル思考で自分が本当に成し遂げたいことに集中しているので、毎日が充実感があります。
そして人間関係で悩むことも少なくなりました。だって、悩むこと自体が無駄だって気付いたら、今まで悩んでたこともスルー出来るようになれますから。
この文章が参考になったらうれしいです♪