「夫の扶養から抜け出したい~専業主婦の挑戦~」、略して「ふよぬけ」という漫画を知っていますか?
↓こちらのリンクから1話より無料で読めますので読んでみてください。
▶夫の扶養から抜け出したい~専業主婦の挑戦~1:「共働き」って堂々と言える? | ママの求人
専業主婦・ももこは、モラハラ気味の夫・つとむさんに「仕事をしていない」「家事を完璧にしてない」ことを責められ、苦しみます。
果たしてももこに幸せは訪れるのか!?続きが気になる・・・!
そんな「夫の扶養から抜け出したい~専業主婦の挑戦~」の感想や、結末予想を書きました。
※追記:連載が終了したので最終回までを読んだ感想を別記事に書きました。
最終回の感想はこちら↓から!
※追記ここまで
- 「ふよぬけ」のざっとあらすじを紹介
- 夫・つとむさんのムカつく発言集と、それに対する反論
- 専業主婦が幸せになるには?
- 「離婚してもいいですか?翔子の場合」との違い
- 「ふよぬけ」の結末予想をしてみると・・・
「ふよぬけ」のざっとあらすじを紹介
まずはざっと「夫の扶養から抜け出したい~専業主婦の挑戦~」のあらすじを紹介します。
主人公は専業主婦のももこ。かつては漫画家を目指していたが、育児と家事の大変さに自然と夢をあきらめた。
子どもが1歳になると夫・つとむさんに促され、パートを始める。
共働きなんだからと家事の分担を求めると、「は?その収入で共働きと言えるの?」と完全否定される。
その後、夫の転勤でパートを辞め、再び専業主婦に。
夫・つとむさんは帰宅するなりももこが日中家事をちゃんとやったかチェックするように。子どもがいては家事が出来ないことを訴えると、
「そんなに家事ができないって言うなら僕と同等稼いでみなよ!」
と言われる。
「家事を完璧にすること」か「しっかり仕事をすること」のどちらかを求められ、自分が壊れそうになるのを感じるももこ。
勢いで団地の案内所に入ったけれど、収入がないから部屋を借りることが出来ない現実を知る。
金銭的にも社会的にも「自立したい!」と心から思うももこだった。
夫・つとむさんのムカつく発言集と、それに対する反論
とにかくこの夫・つとむさんがムカつくんですよ( `ー´)ノ
でもモラハラ発言って一見正論に感じるからなかなか言い返せない。
そこで、つとむさんのムカつく発言を振り返りながら、私がももこの代わりに反論を考えてみました。
たった(これまでの総額)40万の収入で「共働き」って堂々と言えんの?
パート以外に家事と育児をしてる。家事育児を外注したらいくらするかわかってんの?
特に育児は将来の稼ぎ手を育成してるんだぞ!
世の中には働きながら家事を器用にこなす母親だってたくさんいるのに
世の中には夫の収入だけで生活でいる家庭もたくさんあるんだけどなー(-。-)y-゜゜゜
そんなに家事ができないって言うなら僕と同等稼いでみなよ!
育児でいったん仕事から離れた女性と、ずっと同じ会社で働いている男性との収入を比較するなんてナンセンス!
「僕みたいにビシッと監督する人間が必要なんだ、怠けないようにね」
「僕に対する反骨心で家事をしてみればいいじゃん」
あなたは上司か?夫婦はパートナーであるべきなのに、上下関係が出来たら夫婦はおしまいだ!離婚だ離婚!
・・・おっと、私が妻だと離婚になってしまいました(汗。
専業主婦が幸せになるには?
でね、これ作者さんのブログに補足があるんですけど、専業主婦を批判してるわけじゃないんですね。
↓作者さんのブログ
普通に幸せに暮らしている人なら、
こんなこと(収入とか社会的信用とか)悩まずに済むんですよね。
(中略)
色々ももこが考えている描写がありますが、
専業主婦そのものを否定する意図は一切ないので
そこだけ少し、背景を読み取っていただけたら幸いですヾ(´ω`=´ω`)ノ
専業主婦でも本来は幸せなはずなんですよ。専業主婦になった当時は夫も納得してたわけだし。
ところが、いったん専業主婦になってしばらくした後に、「専業主婦は働いてないから楽」「働いてないんだから家事育児を一人で完璧にやるべき」と夫に批判されちゃう。
そんなこと後から言われても、簡単には元に戻れないですよ。特に子どもがいたら。
私は専業主婦ですが、夫は私が専業主婦なことを認めています。結婚前に子どもが出来たら専業主婦になってもいいか確認もしました。
でもこれってラッキーなことで、結婚したら態度が変わる男性なんてゴロゴロいます。だから誰だってももこみたいな立場になることはあり得るんですよね。
夫がモラハラ男だった場合、専業主婦が幸せになるにはどうしたらいいんでしょうか?すごく考えさせられちゃいます。
やっぱりいつでも動き出せるように自分名義の貯金を残しておくしかないのかもしれません!
「離婚してもいいですか?翔子の場合」との違い
これに似たような話で、「離婚してもいいですか?翔子の場合」という漫画があります。雑誌「レタスクラブ」に連載されていたので読んだ人も多いのでは?こちらは既に完結しています。
このブログにも感想を書きました。
主人公が専業主婦、夫がモラハラで妻が家事が苦手なこと&仕事をしてないことを責める、という点は同じです。
でも、「離婚してもいいですか?翔子の場合」の夫婦はどっちもどっちな関係でした。翔子は夫に言いたいことがあるのに勝手に飲み込んで、いつもニコニコヘラヘラしてるだけ。
一方「ふよぬけ」のももこの場合、夫に言われてすぐにパートに出てるし、家事分担のお願いも下手(したて)に出ながらお願いしてる。やることやってるし、言うこと言ってるんです。
だからももこの方が八方塞がり感が強い。
それに翔子の夫よりもつとむさんの方が断然手強そう。顔だって妙に貫禄あるし・・・(1歳の子の親には見えない)。
「ふよぬけ」の結末予想をしてみると・・・
気になるのは、今後どう展開していくか?最終回はどうなるのか?です。
この漫画は「ママの求人」というママ向けの求人サイトに連載されています。こうやって漫画を掲載して注目を集め、求人を増やすのがこの漫画の目的なわけです。
だから今後は就職活動をしなきゃ意味がありません。
予想される結末は3パターンあると思います。
- 就職活動に失敗、このまま我慢して生きる
- 就職に成功、収入ゲットで夫と離婚
- 就職に成功、夫がギャフンと言って夫婦円満
求人サイトなんだから就職活動に失敗して終わるわけはないですよね。
就職して離婚してハッピー!っていうのは現実にはアリだけど、求人サイトでそれはどうなんだ?って気がします。
やっぱり、「ももこが就職して仕事にやりがいを感じ、何も言えなくなった夫が改心して家事を手伝うようになる」、かなぁ。
いやいや、それはちょっとリアリティに欠けます。
こういう男は、仕事に就いたら就いたらで「家事に手を抜くな!」、収入が高くなれば「女だから下駄を履かせてもらってる、男の収入と比べるな!」って、ああ言えばこう言うもんなんだから!
この話をどう収めてくるか、見ものですねー。
夫のつとむさんにムカつきたい方は↓1話からどうぞー。