娘が7か月の時、夜泣きの回数があまりにも多く、我慢ならなくなりました。
それまでは夜泣きをするとすぐに添い乳をしていました。添い乳は楽なのですが、すぐに寝てくれる半面すぐに起きます。
※注釈:添い乳というのは、横向きに寝ながらおっぱいをやる方法です。
熟睡できない日々、一体あとどれくらいこの生活を続ければいいのか・・・。
そんな時ふと、この本に書いてあったことを思い出しました。
夜泣きの原因
上に紹介した本の著者清水悦子さんを取材した記事から引用します。
二つ目は「寝かしつけ」の問題です。
入眠時だけでなく、夜中眠りが浅くなった時にも、ずっと「抱っこ」や「ゆらゆら」を求めてお母さんを呼んで泣いてしまう、「眠い」という気持ちを超えてまで自分の思う寝かしつけを求めて泣いてしまう。そんな「こだわりの強い」タイプの赤ちゃんの場合、「寝かしつけ」に夜泣きの原因がある可能性があります。普段お母さんがしている「寝かしつけ」の習慣が、知らず知らずに、赤ちゃんの睡眠の質を下げて夜泣きを引き起こす原因となっているのかもしれません。
これはつまり、寝る時にママのおっぱいを飲むのが習慣になっていると、夜中に眠りが浅くなった時に「さっきまで飲んでたおっぱいがないじゃないかー!」と気付き泣く、ということです。
「寝る」=「おっぱい」になっちゃってると。
だから常におっぱいがないと寝られない、母親は常におっぱいを放り出して寝なければならない、となるのですね。
これは一度、「寝る」=「おっぱい」ではないことを教え込まなければなりません。すなわち、いくら泣いてもおっぱいをやらない、ということです。
これをやらなければ、私は永遠に熟睡ができない!やるしかない!
心を鬼にして泣いたまま別室で放置
夜の9時に私と子2人で就寝後、その日はまだ私の体力があり、目が覚めた状態でした(いつもはそのまま寝てしまい、記憶のないままに夜中に添い乳している)。
そしたら30分後、1回目の夜泣き。早っ!
私は別室に移動し、心を鬼にして泣いたまま放置しました(鬼にしてというよりは・・・、毎日の夜泣きにうんざりして泣き声を聞いても全然スルーできるようになってたんですけどねっ!)。
結構長く、15分くらいは泣き続けたでしょうか、さすがに泣き疲れて自然と寝ました。
そしたらその日は、朝まで一度も夜泣きをせずに寝てくれました!
きっと、夜中に眠りが浅くなった時に目が覚めても、「あぁ、泣いてもどうせまた放置されても疲れるだけだから、おとなしく寝てよう」と思ったんでしょう。
私、大勝利!
寝かしつけもおっぱいじゃなくてよくなった
その日から、寝かしつけの時もおっぱいをやめました。
寝る前に30分くらい遊んで(絵本を読んだり、お腹の上に乗せて「バスに乗って揺られてるゴーゴー!」をやったり)、その後、電気を消します。
かなり時間がかかって「ふぇふぇ」と泣いたけれど、最終的には自力で寝てくれました。
今まで上の子の時も含め、夜寝る時は必ず添い乳だったので、「赤ちゃんが自力で寝る!」ということに驚きです。
上の子の時は断乳するまでずっと添い乳を続けていたので、今回はこれでだいぶ体が楽になりそうです。
そして寝付くまで時間がかかっていたのも、だんだん短い時間で寝てくれるようになっています。
自分の体力がある時だけ試そう
これで添い乳は卒業!夜泣きしない楽な生活を手に入れた!となればいいのですが、疲れてる時は結局、添い乳に戻ってしまっています。
だって、眠くて無意識にやってしまっているんだもん!
そうするとやっぱり夜泣きの回数がまた増えます。でもいいんです。未来の楽よりも今日の疲れ。自分の体力がある時だけと割り切っています。
おわりに
- 夜中に何度も起きて辛い
- 添い乳がしんどい
そんな人には一度「泣かせっぱなし」を試してみるといいかもしれません。
最初は時間がかかるけど、きっとだんだん楽になると思います。