子どもがやる気になる会話のコーチング5つの法則
妊娠&出産でバタバタしてる間、息子(5歳)の子育てが少しおろそかになっていた気がしたので、こちらの本を読みました。
子どもがぐんぐん“やる気"になる 会話のコーチング5つの法則
- 作者: 野村ひろ子
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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子育てに関する本はどれも結局のところ、「自己肯定感を高める」ことが書いてあります。本を読むと、わかってはいるけれどついやってしまうことが発見できて、初心に帰ることができます。
息子は特に問題のない子ですが、それでも一日に何度か叱る場面があります。それがもう少し減ったらいいなと思います。
つい言ってしまう「早くしなさい」を言い換える
親が子どもへの接し方として、この本では以下のポイントが書かれていました。
- 親の思い込みが子どもを苦しめている
- 何気なく使っている言葉で子どもが傷つく
このために親がイライラし、それを受けて子どもの自己肯定感が低くなるというのです。それを「会話のコーチング5つの法則」に沿って子どもにどのように声かけしたらいいかの具体例が書かれていました。
私が参考になったのは、「早くしなさい」の言い換えです。「早くしなさい」は子どもが親に言われて嫌な言葉ナンバー1らしいですよ。私はかなり言ってますね^^;
でもね、うちの子は本当にのんびり屋さんなので、言わなきゃしょうがないんですよ。じゃあどう言い換えたらいいんでしょうね?
この本では以下のように書かれていました(少し表現をはしょっています)。
- 早く起きなさい → 起きる時間だけど、どうする?
- 早く食べなさい → 朝ごはんどうする?
- 早く学校に行きなさい → 時間だけどどうするの?
とにかく「どうする?」を付ければいいみたいです。つまり、子ども自身に考えさせるわけですね。早く起きなければいけないのも、早く食べなければいけないのも、親の思い込みだったり親の都合。それを子どもにゆだねて、早く起きないと遅刻すると思えば自分で起きるようになるということです。朝ごはんも、食べたくなければ食べなくていい。
早速、我が家で実践したこと
このことを参考に、我が家で実践してみました。うちの子はとにかく食べるのが遅い。いつもは
私:「7時半になったよ。早く食べなさい!」
子:「もう(怒)!わかってる!」
となるところを、
私:「7時半になったよ。どうする?」
子:「あっ!早く食べなきゃ!」
となりました。朝食の時間は毎日お互いイライラしていたのが、なごやかな雰囲気になってよかった。
それともう一つ、朝ごはんの内容を見直しました。
大きくなってもらいたいからとたくさん作りすぎいて、それで食べ終わるのが遅くなってしまってるからかもしれない。朝ぐらい好きな量だけでいいじゃないか、と考えなおしました。それで、タッパーに入ったおかずを自分で好きなだけお皿に盛る方式に変えました。自分で決めた量だから、自分で責任もって食べ切れるみたいです。
他にも、「ちゃんとしなさい」「いい加減にしなさい」の言い換えについても書かれていました。
自分の子育てをもう一度振り返りたい人におすすめだと思います。
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