車の買い替えを検討している我が家。
4人家族で節約志向の我が家が求める条件は、
- スライドドア
- 普通車
- 5人乗り(2列シート)
- 安けりゃ安い方がいい(車体価格と維持費とトータルで)!
と固まってきました。
詳しくはこちらの記事に書いています。
その条件に当てはまるのが、
- ソリオ
- ルーミー(タンク、トール、ジャスティ)
この2つです。どちらも「コンパクトトールワゴン」と呼ばれている、「ミニバンには手が届かないけど広い車がいい!」というファミリー層にピッタリな車です。
候補をこの2つに絞ったので、実際に試乗して比較してみました!
10年乗った場合のトータルコストの比較もしていますので、これから購入する方の参考になれば!
※追記:比較検討した結果、ソリオを購入しました!ソリオについて詳しく知りたい方はこちら↓の記事もどうぞ!
- ソリオの基本情報
- ルーミー(タンク、トール、ジャスティ)の基本情報
- ソリオv.s.ルーミー、ネットの評判を比較!
- ソリオv.s.ルーミー、試乗して比較!
- ソリオv.s.ルーミー、車体価格+10年乗った維持費で比較!
- ソリオv.s.ルーミー、試乗して比較!まとめ
ソリオの基本情報
ソリオと言えば、TOKIOのCMですが、・・・そのことは忘れましょう(笑)!
コンパクトなのに室内広々で5人乗り。スライドドアの使い勝手とハイブリッドの低燃費、
そして自動ブレーキを備えたソリオをご紹介。
(ソリオ公式サイト説明より)
ソリオのポイントは、
- コンパクトカーなのに室内が広々
- ハイブリッドで低燃費
この2つですね。どちらも節約主婦的に大事なポイントです重要視したいポイントです。
ソリオはコンパクトトールワゴンの先駆けであり、この市場を独占していました。
ルーミー(タンク、トール、ジャスティ)の基本情報
この人気のソリオに対抗しようと、全く同じタイプの車をトヨタがぶつけてきたのが、「ルーミー(タンク、トール、ジャスティ)」です。
ちょっと特殊な販売形態の車で、ダイハツが企画開発生産し、トヨタが販売しています。つまり、ダイハツ製のトヨタ車ってことですね。
販売店により、
- ルーミー(トヨタ、トヨタカローラ)
- タンク(トヨペット、ネッツ)
- トール(ダイハツ)
- ジャスティ(スバル)
と、名前が変わります。
ルーミー(面倒くさいのでここからはルーミーとだけ呼びます)はソリオの後発ですが、2016年の発売開始から2017年にはソリオの3倍の台数(ルーミー・タンク合わせて)を売り上げて、完全に人気をかっさらっていきました。
ソリオv.s.ルーミー、ネットの評判を比較!
車には疎い私。ネットで評判を拾ってみました。
こんな時に頼りになるのは消費者の生の声が聞けるTwitterですね(ブログだと販売会社のブログばっかり拾っちゃうからね!)。
Twitterユーザーの間では、完全に、
ソリオ > ルーミー
でした。実際の人気(販売台数)は「ルーミー > ソリオ」なのにね。
さて、その理由は
- ソリオをパクったのがルーミー
- エンジン・燃費など性能はソリオのが上なのに、ルーミーはトヨタブランドってだけで売れてる
といった感じでした。ルーミー、かなり叩かれています。
だけどTwitterに車のことを呟く人って、やはり車マニアな人ばかり。
私みたいな一般ユーザーはまた違うことを感じるはず。
ってことで、実際に両者を試乗し比較してみました!
ソリオv.s.ルーミー、試乗して比較!
同じ日に2店回って試乗しました。
試乗した車じゃないけど、ソリオのこの色は黄色なのに落ち着いててなかなかいいと思いました。
ちなみに、ソリオの方は写真をたくさん撮れたのですが、ルーミーの方は担当さんの距離感が近くて(苦手なタイプ(´・ω・`))全然写真が撮れませんでした。
というわけで、ところどころ公式サイトから写真をお借りしています。
それでは比較、いってみよう!
運転席周りで比較!
まず1番わかりやすい違いは、メーターの位置でした。
- ソリオ・・・センターメーター(中央)
- ルーミー・・・運転席正面(ハンドルの奥)
センターメーターの方が視線の移動が少なくて運転しやすい、と言われています。
そのため一時期はセンターメーターの車が増えましたが、定着しなかったのか最近はまた運転席正面のメーターが復活しているそうですよ。
我が家はここ数年センターメーターなので、センターメーターのソリオの方が好みですね。
運転中の視界の広さも、ソリオの方が座席が高くて前方を広く見渡せる感じがしました。
室内空間の広さで比較!
どちらも”トール”ワゴンと呼ばれるだけあって、普通の車よりも天井が高くてそれだけでだいぶ広く感じましたね。
◆ソリオ
◆ルーミー
数値で比較すると、
室内長 | 室内高 | |
---|---|---|
ソリオ | 2,515mm | 1,360mm |
ルーミー | 2,180mm | 1,355mm |
このように、室内長・室内高共にソリオの方が広く、特に室内長は40cmもソリオの方が広いです。
確かに、後部座席から運転席までの距離はソリオの方が広く感じましたね。
これなら子どもが足を伸ばして運転席を蹴ることもないなくて安心です(いくら注意しても止めないんだよねー!)。
シートアレンジはどちらの車もワンタッチで平らにできました。でも我が家はこういう使い方は滅多にしないだろうな(´・ω・`)インドア派~。
助手席の後ろにはカップホルダー。これもどちらもありました。流行ってるのかな?
運転のしやすさ・乗り心地で比較!
エンジン音の静かさ、坂道を上る時のパワー、運転席からの視界の広さ、どれもソリオの勝ちでした。
特にエンジン音はソリオの方が圧倒的に静かでしたね。
エンジン性能はソリオの方が優位、とどの記事でも書いてあったのでここは納得ですね。
ラゲッジスペース(トランク)の収納性で比較!
ここはルーミーの方が使い勝手良さそうでした。
というのは、ラゲッジスペースに「デッキボード」と呼ばれるプラスチック製(?)の板が敷いてあり、これが便利そうなんです。
通常時はデッキボードの上に荷物を置いて、自転車のタイヤ等汚れたものを置きたい場合はデッキボードを跳ね上げ(後部座席裏のフックにかけて固定できる)て置く、次にまたきれいな荷物を載せたい時はデッキボードを敷く、というように、きれいな荷物と汚れた荷物をワンタッチで簡単に切り替えることが出来るんですね。
これはなかなか気の利いた機能だと思いました。
アイドリングストップ時のエアコン、ソリオはぬるくならない!
アイドリングストップとは、信号などで停止した時にエンジンが停止する仕組みです。こうすることによって燃費が良くなるんですね。
そのアイドリングストップ中はエアコンも停止してしまうので、エアコンからぬるい風しか出なくなってしまいます。知ってました?
試乗した日は猛暑日でした。ルーミーを試乗中に信号待ちで冷気がストップした時は「えええー!」となりましたねー。
スズキ車は「エコクール」と呼ばれる、エンジンが止まっても冷たい風を一定時間送る機能があるので、ソリオはアイドリングストップ中でも冷たい風が出ていました。
これ、かなり重要なポイントでは?
ソリオv.s.ルーミー、車体価格+10年乗った維持費で比較!
試乗して、両者の違いがなんとなくわかったので、今度は費用で比較してみたいと思います。
まずは本体価格から。
ソリオ (MV) |
ルーミー (カスタムG-T) |
|
---|---|---|
本体価格 | 195万4,800円 |
196万5,600円 |
価格は値引きナシの価格です。オプションなどは考慮していません。
価格の違いはほぼないですね。
次にガソリン代ですね。まずは両者の燃費から見ていきましょう。
ソリオ (MV) |
ルーミー (カスタムG-T) |
|
---|---|---|
カタログ燃費 | 27.8 |
24.6 |
実燃費 | 19.46 |
17.22 |
実燃費はだいたいカタログの燃費の7割だそうなので、0.7掛けて算出しています。
ここから我が家の走行距離から年間のガソリン代を計算します。
我が家は夫が電車通勤なので、平日は私が近所に買い物、週末に家族でおでかけ、という乗り方です。走行距離は短い方だと思います。
現在乗っている車の走行距離を使用年数で割ると、年間の走行距離は約7,000Kmだということがわかりました。
ガソリン代を160円/リットルとして計算すると、
ソリオ (MV) |
ルーミー (カスタムG-T) |
|
---|---|---|
1年間のガソリン代 | 57,554円 |
65,041円 |
10年間のガソリン代 | 575,540円 |
650,407円 |
とうい結果になりました。10年間乗ると、ソリオの方が8万円安くなります。
これを安いととるか、微々たる違いと取るかは、人それぞれですね。
ソリオv.s.ルーミー、試乗して比較!まとめ
試乗した感じと、コストを計算した結果、私も夫もソリオで気持ちが固まってきました!
やっぱりTwitterの評価は正しかったです。エンジン、室内の広さ、燃費、どれもソリオの勝ちでした。
ただルーミーにはルーミーの良さがあるし、外観はどっちかというとルーミーの方が私は好みです。
なので、迷っているならやっぱりサクッと試乗するのが一番ですね!
主婦目線、素人目線での試乗レポートでしたが、これから購入を考えている人の参考になってたらうれしいです ( ˘ω˘ )
(参考に他の試乗した人のブログ読んでみたら専門用語だらけでレベルの違いに凹んだことはナイショ!)
※追記:その後、ソリオ購入しました!乗り心地や内装など、詳しいレビューはこちら↓の記事で!