最近の流れは「ていないな暮らし」よりも「シンプルな暮らし」のようですね。
雑誌やテレビでも、いかに手間をかけずに効率よく家事をするかの特集がよく組まれています。
かくいう私も、昨年までは「まとめて家事をして後を楽にする」ことに必死でしたが、最近では「そもそも家事をしなきゃいい」という考えにシフトしました。
そんななか、人気ブロガーのマキさん著のこんな本が発売されました。
もうアタフタしない!必要最低限の豊かな暮らし
「やらなくちゃ」を1つやめるだけで毎日が楽しくラクになる!
この辺りのワードは、家事に追われる主婦にはグッと刺さります。編集の人、上手いですねー。
でもね、Amazonのレビューを読むと、
最後まで読んだ感想「しない家事」って全然してるじゃん!でした拍子抜け。。
学生の頃、テスト前に「ぜんぜん勉強しなかったー!」と言いつつしっかり高得点をとってた隠れガリ勉タイプの本です。
参照元:しない家事 マキ (著)
あはは。みなさん手厳しい・・・。
痩せてる人が自分よりぽっちゃりの人に「私、最近太っちゃってー」「そんなことないよー。すっごい痩せてるじゃーん。」と言わせる、みたいな。わざと自分を下げて、逆に周りに上げさせる、みたいな。
そういうの、私もイライラするからわかります。
でもね、高評価のレビューもあります。「家事をやらなきゃ!」とガチガチに思っている人が読んだら、「しなくてもいいんだ!」とかなり救われるんじゃないかな。
評価が低い人はきっと、もっと本気で「しない家事」ってどこまでしなくていいんだろう?と期待してこの本を読んだんだと思うんですよ。
じゃあ見せましょう!何よりも楽なことを求める私が、本気の「しない家事」を見せますよ!
私の「しない家事」
出産したらとことん家事をやらないようにしようと、やらなくてもいい家事はないか考えました。そしたら、出産からしばらくたった今でも、「この家事やらなくても全然平気じゃん!っていうか、なんで今までやってたの?」と思うことばかり。
1.洗濯物を外に干さない
- 洗濯物を外に運ぶ
- ウッドデッキに置きっぱなしのサンダルが汚れているけど拭くのは面倒で履いちゃうけど、なんだかモヤモヤする
- 乾いたかどうかチェックして、「まだか」とため息をつく
- 取り込み忘れて湿った洗濯物を見て、夕方ショックを受ける
これらのことがなくなりました。これだけで気持ちが楽。
2.そもそも、洗濯物をほとんど干さない
以前からタオルは干さずにドラム式の乾燥機能で乾かしていましたが、それに加えて下着とパジャマも干すのをやめました。干すのは長持ちさせたい外出着だけ。これは大幅な時間の短縮!
3.洗濯物を畳まない
下着とパジャマは乾いて取り込んだ数時間後には着るのだから、いちいち畳む必要ないと気づいて、畳むのをやめました。くるっと丸めてカゴにポイです。
4.作り置きを作らない
今流行の作り置き。以前は私もまとめて何日分か作っていました。ところが、大量に作るのに疲れてしまって、次の日何もやる気がおきなくなって寝込んでしまう。だったらその日に食べる分だけ作るのと変わらないじゃん!
5.副菜を作らない
何品も並ぶ食卓に憧れて(SNSでよく見ますよね)、なるべく近づけていました。
それを野菜の量は変えずに、なるべくメイン1品になるようにしました。たとえば、野菜炒めとほうれん草のお浸しの2品を作るところを、ほうれん草を野菜炒めに入れちゃえ!とかね。
そしたらなんと、家族の誰からも文句が出ない。それどころか早く食べ終えられて逆に喜んでいる始末。私の今までの努力ってなんだったの?
6.一日の目標を立てない
以前は、「今日一日でやること」を紙に書き出していました。そこには、本当はやらなくてもいいことも含まれていました。収納を見直す、とかね。
それで「あー、できなかったな」と落ち込んだりして。
それよりも、「やりたくなった時がやる時さ!」とその日の気分でやることに変更。結果、収納の見直しなんてしなくても誰も困らない。ただ私の自由な時間が減っていただけだった。ということに気付きました。
もしも収納の見直しなど大掛かりな掃除をするのなら、家族と一緒に週末にやります。それなら私の時間は減りません。
「いかにやるか」よりも「そもそもやらない」が最高!
どうしたら家事が楽になるだろう?とずっと考えてきました。でも、そもそもやらなきゃいいですよね!死なない程度に!
ちょっと困るのは、「今日は洗濯日和だねー」なんて言われた時。「え?私、外に干さないし、そもそも干してすらないですけど」と言いそうになるのを、グッと心に飲み込みます。引かれるのわかるし・・・。
私のガチの「しない家事」。参考になれば幸いです!(ならないって?)
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