効率よく暮らす|子育て・節約・時短家事を日々研究するミニマリストな40代主婦のブログです

楽に生きるのが大好きな2児の母。気になるコト、モノ、なんでも試して紹介するブログです。あなたのお役に立てれば。

主婦だってエッセンシャル思考!家事を手放して自分の人生を生きる!

スポンサーリンク

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

エッセンシャル思考って知ってますか?

私は最近知ったのですが、「エッセンシャル思考を知って人生が変わった!」という言葉を偶然見かけ、興味を持ち本を読んでみたんです。

「人生が変わるなんて大げさなー」、と思いながら読んだのですが、私も人生が変わりました!

エッセンシャル思考は元々ビジネス書ですが、この本に書かれていることは仕事の進め方だけではなく、生き方・考え方についてなんです。だから主婦の私の胸にもグサッと刺さりました。

どんな風に人生が変わったかというと、これまでの私は

家事を効率よくやりたい!

とそのことばかり考えていました(このブログにも家事ネタ何度も書いていますね)。

でも、この本を読んでからの私は、

家事をそもそもやらなきゃいいんだ!

と、考え方が180度ガラッと変わりました。

なぜこのように思ったのか、本の内容と合わせて紹介します。

マンガでよくわかるエッセンシャル思考

買っただけで満足して読まないパターンになりがちなので(笑、読みやすそうなこちらの本にしました。

全部マンガなのかと思ったら、導入部分がマンガで、

f:id:sweet-orange:20171022153847j:plain

その後に文章で説明でした。

f:id:sweet-orange:20171022153927j:plain

マンガでストーリー仕立てで興味を引き、結論は文章でわかりやすく、グイグイ読めました。

主人公は小学校の女性教師です。頑張り屋さんなんだけど、頑張るがゆえに周囲から仕事を押し付けられ、肝心の生徒に向き合う時間がなく中途半端な日々に不満があります。

そこへエッセンシャル思考を身に着けた幼馴染が登場し、アドバイスする形でエッセンシャル思考が学べるようになっています。

本当にやりたい1%のために99%は捨てる

ここから本のあらすじに沿って、主婦目線で私が感じたことを書きますね(本を知人に貸してしまって手元にないので、多少ストーリーが違うかもしれません)。

主人公が本当にやりたいことは、生徒一人ひとりと向き合うこと。

連絡帳に毎日一人ずつメッセージを書き、保護者や周囲の教師から好評を得ます。

けれど、逆にそのせいで生徒のことを考える時間がなくなり、納得のいく教育ができないでいました。

これって育児と同じ!子どものためを思って手作りおやつを作ったけれど、逆にそれで子どもと遊んであげる時間がなくなったりってことよくあります。

幼馴染に「連絡帳を書くのをやめればいい」とアドバイスされるけれど、みんなに好評なのに今さらやめられない、とためらう主人公。

しかしエッセンシャル思考を思い出し、思い切ってやめてみたら、なんのことはないクレームを言ってくる人は誰もいませんでした。

そして自分の時間が増え、生徒一人一人のことを考えられる時間を持てるようになったのです。

あるあるある!

私も昔、家族のためを思って晩御飯の品数を多く作っていました。でもある時、疲れておかず一品にしたらむしろ早く食べ終えられて好評。え?私の今までの努力、必要なかったの?って(それ以来品数多く作るのやめました)。

この時、幼馴染が主人公にアドバイスしたエッセンシャル思考の考え方がこれです!

「人生で本当にやりたい1%のために、残りの99%は捨てる」

あれもこれもやっていたらどれも中途半端です。たった1%に注力した方が人生は充実します。

やりたいこと、やった方がいいことはたくさんあるけれど、それが本当にやるべき1%のことなのか、それとも捨ててもいい99%なのか、よく考える必要があります。

品数の多い晩御飯は素晴らしいけれど、それはどうしてもやりたい1%なのか?それより料理は適当に済ませて子どもと遊んであげた方が子どものためじゃないのか?そう考えるんですね。

自分で選択して自分の時間を生きる

主人公は連絡帳をやめた代わりに、クラスの学級新聞を作ることにした。これなら一人一人に書くよりも効率が良く、自分の時間が持てます。

ところが、学年主任の先生から「とてもいいアイデアだから、他のクラス先生の情報をまとめて学年新聞も作ってちょうだい」と頼まれ、またもや時間がなくなってしまいました。

成功して評判が高くなると、余計に仕事を任せられてしまい全てが中途半端になってしまう、これを「成功のパラドックス」というんだそうです。

一旦は学年新聞を引き受けた主人公ですが、幼馴染からまたエッセンシャル思考をアドバイスされ、行動に出ます。

依頼してきた学年主任にはっきりと「私には力不足なので学年新聞は作れません」と断ったのです。

そしたら他のクラスの先生たちがそれぞれ学級新聞を作ると言いだし、再び自分の時間が持てるようになりました。

誰かに何か頼まれて、断るのが怖くてとりあえず引き受けて、それで自分の時間を他人のために使ってしまう。これは非エッセンシャル思考な行動です。

人生で本当にやりたい1%のことをやるためには、はっきりと「断る」ことが必要です。

また、「それは自分がやるべき仕事なのか、他の人でもできるのか」考えることもエッセンシャル思考です。

私は家事をする時に「私がやるべき仕事?夫でもできる?」と考えるようになりました。例えば料理は私がやった方が断然早く終わります。でも段ボールを片付けたりは夫がやった方が早いんだから敢えてやりません。

主婦がエッセンシャル思考を実践したらこうなった

何が人生で本当にやりたい1%で何が捨てていい99%かわからない人は、こう考えればいいです。

「今日が人生最後の日だとして、それをしたいかどうか」

人生最後の日に家事をしたい?作り置きを大量に作ったり、収納用品を買い込んでパズルのように当てはめたい?私はしたくない!

だからもう、効率のいい家事のために必死になったりしません。家事は私にとってどうしてもやりたい1%じゃないんだもの!

そう考えると、心が軽くなりました。今までは家事が完璧に出来なかった日(いつだって完璧になんてできないけど)は、

今日も全然出来なかった、あーぁ。

と罪悪感を感じていましたが、今では、

人生で本当にやりたい1%のために、私は敢えて料理も掃除も適当なんだー!

と胸を張って思えます。

エッセンシャル思考を知って一番良かったのは、家事が出来てないことへの罪悪感がなくなったことかも(笑)。

え?私の「人生で本当にやりたい1%」は何かって?ただただのんびり過ごすこと!

 

この本には具体的なエッセンシャル思考のもっと具体的な実践方法も書いてありました。エッセンシャル思考が気になる方は実際に本を読んでみてくださいね。